ライクグループが初任給を引き上げ
ライクグループは、社員の生活水準の向上を目指し、2026年4月1日より総合職の初任給を30万円に引き上げることを発表しました。この改善は、競争力の強化と優秀な人材の確保に向けた一環であり、社内外から高く評価されています。
初任給の改定詳細
改定前の総合職の初任給は270,000円でしたが、今後は300,000円に増額され、引き上げ額は30,000円となります。この新しい給与体系の対象は、2026年4月1日以降入社予定の大学・大学院卒業者です。さらに、ライクキッズ株式会社の保育士職も2025年4月1日より、最大31万1,000円の新しい初任給を設定しました。
| 役職 | 改定前 | 改定後 | 引き上げ額 |
|---|
| - | - | - | - |
| 総合職 | 270,000円 | 300,000円 | 30,000円 |
| ミライクル保育士 | 265,000円~286,000円 | 290,000円~311,000円 | 25,000円 |
体制の整備と職場環境改善へ
この初任給引き上げは、ライクグループが策定した「保育イノベーションコンソーシアム」の取り組みの一環でもあります。このコンソーシアムは、日本生命保険相互会社など数社と連携し、保育業界全体の労働環境を改善することを目指しています。これにより、労働環境の持続可能な向上を図り、保育士の処遇改善を徹底して行う予定です。
ライクキッズでは新卒社員への初任給引き上げを行うことで、優秀な人材の確保と定着を図っています。このような改善は、働きやすい環境の整備につながり、結果として、社員のモチベーションや仕事の質も向上することが期待されています。
ミライクル保育士とは?
ミライクル保育士は、ライクキッズが運営する様々な保育施設での経験を通じて、将来の管理職候補としてのキャリアを形成することができます。この制度は、保育士としての経験を積むだけではなく、主任や園長を目指すための道を開いています。未来が広がるとの願いが込められた「ミライクル」という名称は、ライクグループの理念とも深く関連しています。
ライクグループのビジョン
ライクグループは、“人を軸”にした事業展開を行っています。「保育」「人材」「介護」という3つの分野でサービスを提供し、これにより社会に不可欠な企業グループを目指しています。これにより、地域社会に貢献しながら、持続可能な社会の実現を目指す姿勢を示しています。
会社概要
ライク株式会社は、1993年に設立され、子育て支援サービス、総合人材サービス、介護関連サービスを提供する持株会社です。
- - 代表者: 岡本 泰彦
- - 所在地: 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ ウェスト17階
- - 資本金: 1,548百万円
- - URL: ライクグループ
このように、ライクグループの取り組みは、人材の育成や労働環境の向上を通じて、未来志向の社会の実現へとつながっています。