フォーデジット、タイでの企業向けサービスデザイン研修を開始
株式会社フォーデジット(東京都港区、代表:田口亮)は、これまで大学や教育機関向けに提供してきた「サービスデザインスクール」のプログラムを新たに企業向けに展開し、2026年10月7日にタイのMitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd.(MMTh)向けにトレーニングを実施しました。これはフォーデジットにとって初の海外企業向け研修の実施となります。
実施の背景
近年、東南アジアではデジタル経済が急速に発展しており、その中でビジネス、テクノロジー、デザインを横断するデジタル人材の必要性が高まっています。特に、顧客体験を重視したサービスデザインの手法は、企業にとって欠かせない要素となっています。しかし、教育機関において実践的に学ぶ機会はまだ限られています。
フォーデジットは、今後の人材育成を見据え、2024年からは東南アジアの大学との連携を強化していく方針です。2026年9月には、チュラロンコン大学との基本合意書を締結し、提携校が10校に達するなど、教育支援活動の実績を積み上げています。
MMThとの連携
一方、MMThのアフターサービス部門では、サービスの品質向上と顧客体験の向上が求められていました。フォーデジットがタイの大学で展開しているサービスデザイン講座が注目され、実際に大学でのワークショップを見学した結果、研修の導入が決定されました。
当日は、MMThの参加者22名に加え、オブザーバーとして10名が参加。活発な学びとディスカッションが展開されました。
トレーニングプログラムの内容
本研修では、サービスデザインの基本的な考え方を講義で学ぶと共に、顧客体験を設計するための具体的な手法についても触れています。参加者同士でのアイデア交換を行うワークもあり、実践的な学びが得られました。
参加者の声
アンケートを通じて受講者からは、次のような前向きな感想が寄せられました:
- - 「アフターサービスプロセスを改善するために、全ステークホルダーの意見を取り入れつつ、顧客中心のサービス設計を行いたい」
- - 「プロジェクト推進時に、複数の部署のメンバーが共通認識を持つためのガイドラインとして活用したい」
- - 「サービスデザインを体系的に理解し、今後のユーザー調査やUI/UXデザインに応用したい」
- - 「今回学んだ考え方をディーラーと共有し、店舗全体で優れたサービスを提供したい」
佐藤学氏のコメント
MMThのアフターサービスユニットに属する佐藤学氏は、「今回の研修を通じて、サービスデザインに対する理解が深まり、今後の顧客体験を考慮したワークショップの目的を明確にできたことに感謝しています」と述べています。
このように、フォーデジットの取り組みは、企業のニーズに応じた実務的な知識を提供し、サービスデザインの重要性を再確認する機会となりました。
今後の展望
急速に進化するデジタル技術やAI技術に伴い、企業における「サービスデザイン」の重要性はさらに増していくでしょう。フォーデジットは、これまでの教育プログラムを基に、タイ国内での企業向けサービスデザイン研修・導入支援事業を拡大し、さらなる成長を目指していきます。
企業情報
Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd.
三菱自動車工業の現地法人であるMMThは、タイにおける自動車の製造と販売、アフターサービスを展開しており、統合的なビジネスモデルで市場での競争力を維持しています。