現代アートの魅力を深掘りするトークイベント
東京都品川区に位置する「WHAT MUSEUM」が、2025年3月8日(土)にトークイベント「写真が紡ぐ現代アート」を開催します。このイベントは、現在開催中のT2 Collection「Collecting? Connecting?」展に関連しており、現代アートにおける写真の役割について深く探求する場となります。
このトークイベントのゲストスピーカーとして、顧剣亨(こ けんりょう)氏、古賀勇人(こが はやと)氏、西村大樹(にしむら だいき)氏が登壇します。彼らはそれぞれの作品制作に関する独自のアプローチやその背景を語ります。イベントでは、展覧会の企画を担当する中橋アレキサンダー氏が進行役を務め、視聴者との対話も交えながら、現代アートにおける写真の重要性や、その影響について考察していきます。
現代社会では、スマートフォンやSNSの普及により、写真はもはや日常生活の一部となっています。それに伴い、アートの分野でも新たな表現が生まれています。作家たちは、写真をどのように捉え、その可能性をどのように広げているのでしょうか。本イベントでは、作家たちが自らの作品に込めたメッセージやコンセプトを通じて、新たな視点を提供します。
開催概要
- - タイトル: 写真が紡ぐ現代アート
- - 日時: 2025年3月8日(土)14:30〜16:00
- - 登壇者: 顧剣亨、古賀勇人、西村大樹、中橋アレキサンダー(展覧会 企画担当)
- - 参加費: 一般2,000円、大学生・専門学生1,300円、中高生500円
- - 定員: 40名(事前申込制、先着順)
- - 会場: WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
- - 公式サイト: WHAT MUSEUM
このイベントでは、各作家が自身の作品を通じて、現代アートにおける写真の重要性や表現の可能性を議論します。また、参加者が自分の感覚を新たにするきっかけにもなるかもしれません。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。
出展作家について
顧剣亨氏
1994年に京都府で生まれ、現在は上海で活躍する顧氏は、独自の表現方法を探求しています。様々な風景やイメージを「写真」という装置で変換・再構成し、作品にしている彼のスタイルは、多くの人々を惹きつけています。
古賀勇人氏
熊本県出身の古賀氏は、都市の景色をシンメトリーな造形で表現する作品を発表しています。特に「水」をテーマにした作品にも力を入れており、都会的な日常を独自の視点で捉えています。
西村大樹氏
大阪を拠点に活動する西村氏は、環境問題をテーマにした作品を追求しており、気候変動や汚染といったテーマを交えています。彼の作品は、社会的なメッセージを投げかけています。
T2 Collection「Collecting? Connecting?」展
本トークイベントは、T2 Collection「Collecting? Connecting?」展の関連イベントです。この展覧会では、高橋隆史氏が約6年前から収集してきた現代アート作品が展示されています。彼のコレクションには、思考を刺激するコンセプチュアルな作品が多く含まれています。展覧会の一環として、参加者はアートと写真の新たな関係性について考えることができることでしょう。
WHAT MUSEUMは、アートを扱う新たな形の施設として、コレクターや作家の思いを広く伝える場を提供しています。アートに興味のある方、現代アートの深奥を探る機会を求める方にとって、このトークイベントは貴重な体験となることでしょう。