#京都府 #京都市左京区 #潰瘍性大腸炎 #自己抗体 #Link Therapeutics

Link Therapeuticsが8.5億円調達、潰瘍性大腸炎向けの新治療法開発へ

Link Therapeutics、8.5億円の資金調達

Link Therapeutics株式会社は、2025年7月18日付でシリーズBラウンドによる資金調達を発表しました。総額8.5億円の第三者割当増資が行われ、複数の著名な投資家が参加しています。資金調達の目的は、自己抗体を標的とした新しい医療機器や医薬品の研究開発を推進し、潰瘍性大腸炎に関連する疾患の治療法を見つけ出すことです。

参加した投資家一覧

資金調達には以下の企業が関与しました。

- 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社（東京都港区）
- 京都大学イノベーションキャピタル株式会社（京都市左京区）
- 三菱UFJキャピタル株式会社（東京都中央区）
- SMBCベンチャーキャピタル株式会社（東京都中央区）
- 株式会社神戸大学キャピタル（神戸市灘区）

この資金をもとに、Link Therapeuticsは潰瘍性大腸炎に特化した治療法の開発を加速させるとともに、自己抗体に関連する疾患の探索研究を通じて持つ基盤技術の実用化を進める方針です。

河村CEOのコメント

代表取締役CEOの河村透氏は、投資家の支援に対して感謝の意を表明し、このラウンドでの資金調達が、自社の「自己抗体を標的とした新たな治療法を患者に届ける」という使命に沿っていることを強調しました。また、京都大学医学研究科の塩川雅広講師の指導の下での新規治療モダリティ開発の成果が評価されたことにも喜びを表しています。河村氏は、「誠実」をコアコンピテンシーとする組織として、今後も新しい治療法の創出に向けた努力を続けると意欲を見せています。

Link Therapeutics株式会社の概要

Link Therapeutics株式会社は、2022年に設立され、主に自己抗体をターゲットにした医療手段の開発を行っています。京都市左京区に本社を構え、代表取締役CEOは河村透氏です。会社の公式ウェブサイトはこちらです。

潰瘍性大腸炎は慢性の消化器疾患であり、その治療法は限られています。Link Therapeuticsが開発を進める新しい治療法が実現すれば、多くの患者にとって希望の光となることでしょう。この新しい治療法の今後の進展に注目していきたいと思います。