ワシントンD.C.で賃貸住宅再生プロジェクト
株式会社サンケイビルが、米国ワシントンD.C.において新たな賃貸住宅プロジェクトに着手しました。このプロジェクトは、既存のオフィスビルを約150戸の賃貸レジデンスへと変換する計画であり、2026年7月15日に現地デベロッパーであるDuball, LLCと共同事業契約が締結されました。
この物件はワシントンD.C.の中心部、ホワイトハウスからわずか3ブロックの距離にあります。主要なメトロ路線が利用でき、交通の便が非常に良いことが特徴です。また、Vermont Avenueからホワイトハウス方面に向かって広がる立地で、良好な眺望と採光が得られることももちろん魅力の一つです。
本プロジェクトでは、高品質な住空間が求められる都心居住者をターゲットにしたラグジュアリー賃貸レジデンスを計画しており、特に一部の住戸にはホワイトハウスの美しい景色を楽しむことができるバルコニーが新設されます。さらに、屋上にはテラスやクラブルーム、コワーキングスペース、プールデッキなど、共用スペースが整備される予定です。
最近のワシントンD.C.では、働き方の変化に伴い、既存のオフィスビルを再活用することが重要な課題とされています。同時に、都心部における住宅需要が高まっていることから、サンケイビルは第一弾のプロジェクトで培ったコンバージョン開発に関する知識や現地パートナーとの協力を活かし、既存ストックを賃貸レジデンスに生まれ変わらせることで、都市の新たな居住価値の創出に挑戦する意向を示しています。
物件概要
このプロジェクトの物件概要は以下の通りです:
- - 所在地: 米国ワシントンD.C. 1090 Vermont Avenue, NW Washington, DC 20005
- - 敷地面積: 1,375.93㎡
- - 延床面積: 14,435.03㎡
- - 建物竣工年: 1979年
- - 構造・規模: RC造の12階建て(地下3階)
- - 総戸数: 約150戸、店舗・駐車場も設置予定
- - 間取り: スタジオ(30戸)、1ベッドルーム(54戸)、2ベッドルーム(63戸)、3ベッドルーム(3戸)
- - 着工予定: 2027年11月
- - 竣工予定: 2028年前半
ワシントンD.C.の魅力
ワシントンD.C.は、アメリカ合衆国の連邦政府の所在地として、その政治的影響力は国際的に広がっています。186ヵ国以上の大使館が集まり、国際通貨基金や世界銀行などの国際機関の本部が一堂に会する都市です。スミソニアン博物館などの歴史的な観光名所も数多く存在し、また多くの地域が歴史的建造物保存地区に指定されています。最近では、オフィス空室率の上昇を受けて、行政がオフィスの住宅転用を積極的に推進しており、その支援策も充実しています。
Duball, LLCの期待される役割
Duball, LLCは、メリーランド州ロックビルを本社とする不動産開発会社で、2004年に設立されて以来、賃貸や分譲住宅、商業施設やホテル棟の開発、コンバージョン事業に注力してきました。ワシントン・ボルチモア都市圏の好立地エリアでの開発実績を持ち、3,000,000平方フィート(約278,709㎡)以上のプロジェクトを手掛け、総資産は約1.25Bドル(約1,800億円)に達しています。
このような背景から、サンケイビルとDuball, LLCの共同の取り組みが、いかにワシントンD.C.の都市活性化に寄与するかが注目されています。このプロジェクトが成功することで、都市の景観や居住環境が向上することが期待されています。