ワタミがCDPの最高評価を受賞
東京都大田区に本社を構えるワタミ株式会社が2024年度の「サプライヤー・エンゲージメント評価(SEA)」において、国内外食企業で初となる最高評価「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選ばれたことが報告されています。これは、国際的な環境非営利団体であるCDPからの評価です。この認定は、ワタミが気候変動への対応において重要な役割を果たしていることを証明するものです。
気候変動への取り組み
ワタミ株式会社では、温室効果ガス(GHG)の排出量削減に向けた取り組みを強化しています。特に、原材料や商品調達に伴って発生する「スコープ3・カテゴリ1」の排出量に焦点を当て、その削減を重要な課題として捉えています。この課題の解決には、サプライチェーン全体での連携が不可欠であり、ワタミはその実現に向けた努力を続けています。
特に注目すべきは、今回の評価がサプライチェーン全体でのGHG排出量削減の取り組みを評価したものである点です。ワタミは、サプライチェーン全体を通じてのGHG排出量削減を促進し、持続可能な社会に貢献する姿勢が評価されました。
サスティナブル方針の展開
今後、ワタミグループは「ワタミサスティナブル方針」に基づき、以下の3つのテーマに取り組んでいく予定です:
1.
脱炭素社会 - 温室効果ガスの削減を全社的に推進。
2.
循環型社会 - リサイクルや廃棄物削減を推進し、持続可能性を高めること。
3.
自然共生社会 - 自然環境を守り、地域との共生を図ること。
これらのテーマを軸にして、ワタミはすべての事業活動においてGHG排出量の把握と削減を進め、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。
会社概要
- - 会社名: ワタミ株式会社
- - 所在地: 東京都大田区羽田1-1-3
- - 代表者: 代表取締役会長 兼 社長 CEO渡邉美樹
- - 設立: 1986年5月
- - 事業内容: 国内外食事業、海外事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業
- - 公式サイト: ワタミ公式サイト
このように、ワタミは企業としての使命を果たすために持続可能な取り組みを進めており、その成果が今回の評価に結びついたと言えるでしょう。企業が環境問題に真剣に向き合う姿勢は、消費者や投資家にとっても非常に重要な要素となっています。今後のワタミの活動に注目です。