群馬のモスバーガーに障がい者アートを使った特別カップ登場
モスバーガーを運営する株式会社モスフードサービスが、2025年9月1日より群馬県内の13店舗と原宿表参道店において、特別な紙カップ「MOSごと美術館イラストカップ」を数量限定で提供することを発表しました。この取り組みは、障がいのある方のアート作品を通じて社会参加を促進するものです。
「MOSごと美術館」とは?
「MOSごと美術館」は、モスグループが障がいを持つ人々のアートを展示し、地域の方々がアートにふれ合う機会を提供するプロジェクトです。この活動は、2016年に新潟県の「まちごと美術館 cotocoto」事業を契機に始まり、その後、東京都などでも展開されてきました。アートの輪が広がる中で、地域の人々との交流にも力を入れています。
新たな試み、群馬のアート
昨年の「新潟MOSごと美術館2024」に引き続き、今年は「MOSごと美術館inぐんま」として群馬県内での展開がスタートしました。このプロジェクトは一般社団法人群馬県社会就労センター協議会との協力により、地域内の障がい者就労支援施設で働く方々のアート作品を展示し、同時に特製イラストカップを提供します。
特に取り上げられるのが、群馬県高崎市の特定非営利活動法人工房花あかりスタジオフーガに通うアーティスト、朝倉シーナさんの作品『ペイトン閣下』です。カップのデザインには、このユニークなキャラクターが描かれます。
朝倉シーナさんの作品について
朝倉シーナさんは、絵を描くことに加え、詩や散文も手がけるアーティストで、自身の作品が誰かの心に寄り添うことを願っています。『ペイトン閣下』は、可愛らしい見た目の一方で性格は気高いという、全く新種の生き物。このキャラクターは飢餓に苦しむ町を救った英雄でもあります。
カップの詳細
「MOSごと美術館イラストカップ」は、コールドドリンクのMサイズ(セットドリンクを含む)をご注文いただいたお客様に提供されます。こちらは数量限定であり、無くなり次第終了となるため、早めのご利用をおすすめします。実施期間は2025年9月1日からスタートし、群馬県内のモスバーガー店舗と原宿表参道店で展開されます。
対象店舗には、前橋フォリオ駒形店や前橋南店、高崎並榎店、高崎中居店など、群馬県内の13店舗が含まれています。
社会貢献への取り組み
モスフードサービスは「おいしさ、安全、健康」をモットーとしており、食を通じて人々を幸せにすることを使命としています。これまで、地域貢献や企業の社会的責任を大切にし、障がい者支援にも熱心に取り組んでいます。この新しい試みを通じて、アートと食が出会い、新たな価値を創造していくことでしょう。
この「MOSごと美術館イラストカップ」は、モスバーガーの店舗で、アートとコミュニケーションを楽しむ絶好の機会となります。ぜひ、時間を見つけて訪れてみてください。アートと共に、心温まるひとときを味わえることでしょう。