東城町のJ-クレジット
2025-10-23 10:43:44

東城町森林組合とバイウィルがJ-クレジット制度に登録、カーボンニュートラルへ新たな一歩

東城町森林組合とバイウィルの連携が実現したJ-クレジット制度登録



2024年10月31日、株式会社バイウィルと東城町森林組合による森林クレジット創出プロジェクトが、J-クレジット制度の第65回認証委員会で正式に登録されました。この取り組みは、日本全国でのカーボンニュートラルの実現に向けた重要なステップです。

プロジェクトの背景



バイウィル(本社:東京都)は、地域の森林資源を活用してCO₂の吸収を促進し、環境価値を提供することを目的としています。東城町森林組合(所在地:広島県庄原市)は、その森林を対象に適切な管理を行い、CO₂吸収量を増加させることで自然環境の保護にも寄与しています。

J-クレジット制度とは、政府が認証する仕組みで、省エネルギーや適切な森林管理を通じてたまたま生じる温室効果ガスの削減及び吸収量を示します。これにより発行されたクレジットは、他の企業との取引に使用でき、温室効果ガス削減目標の達成に利用されます。

森林によるクレジット取得プロセス



森林管理とは、樹木の間伐や整備を定期的に行い、より多くの光を森林内に取り入れて健全な木々を育て、結果的に二酸化炭素の吸収量を増加させる活動を指します。このような適切な管理により、東城町森林組合は204haのエリアから年間で10,821.80t-CO₂の吸収が見込まれています。

今回のプロジェクトでは、バイウィルが申請手続きや必要な費用を負担し、スムーズにJ-クレジットとしての認証を受けることを可能にしました。

地域の持続可能な発展への貢献



このプロジェクトは、単なる温室効果ガスの削減だけでなく、地域活性化にもつながります。環境価値の流通を促進することで、地元経済の振興に寄与することを目指しています。また、森林組合はその活動が組合員にとっても利益となるように、安定した経営と森林管理を続けていきます。

今後の展望



バイウィルと東城町森林組合は、今後も協力を強化し、さらに多くのクレジットを創出・販売していく方針です。また、地域住民との連携を深めながら、環境問題解決に向けた取り組みを進めていく予定です。

まとめ



今回、東城町森林組合とバイウィルのプロジェクトがJ-クレジット制度に登録されたことで、地域の森林を守りながらカーボンニュートラルを実現する道筋が開かれました。環境問題への対応が求められる今、自らの行動が地域や世界に与える影響を再認識し、この取り組みが持続可能な社会の実現につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社バイウィル
住所
東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584

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