未来を自ら創る高校生たち、常総市でブース出展へ

高校生が創る未来の形

茨城県の水海道第一高校の生徒たちが、地域社会の課題を解決するための活動に挑戦しています。2025年12月には、常総市のTSUTAYA BOOK STORE 常総インターチェンジと道の駅常総で開催される「常総みんなの未来EXPO」にて、その成果を披露するブース出展を行います。

このイベントに向けて、同校の生徒たちは一年間の探究プログラムを経て、多様な視点から地域の課題を考察してきました。彼らはフィールドワークを通じて地域と密接に関わりを持ち、「好き」や「得意」を活かした新しい「場づくり」アイデアを形成しました。駄菓子屋の展開や世代間のスキル交換を目的としたマルシェなど、実際に地域に役立つユニークなプロジェクトが生まれています。

海高式探究プログラムとは

水海道第一高校の「海高式探究プログラム」は、高校1年生と2年生が参加する総合的な学びの時間です。このプログラムは、様々な企業と連携しながら実社会に即した授業を展開しており、2023年にはキャリア教育推進連携表彰の最優秀賞を獲得しました。生徒たちは、教科横断的なアプローチで探究テーマを選び、各種コンテストや最終発表の場で成果を示すことを目指しています。

今年度も、株式会社ミエタの協力を受け、「ソーシャルイシュー＆コミュニティ」に焦点を当てたプログラムが実施されます。実際に活躍する講師からの講義やフィールドワークを通じて、地域の問題を解決するためのアイデアを練り上げてきました。

常総みんなの未来EXPOの特徴

「常総みんなの未来EXPO」は、地域の未来を考えるイベントであり、教育、農業、防災をテーマにしています。出展内容は多彩で、地域の魅力を感じられるマルシェや、水海道第一高校生による地域課題解決のプレゼンテーションも行われる予定です。このイベントは、地域の人々が学び合い、交流しながら未来を情熱的に考える機会を提供します。