キリン、一番搾りの新作『とれたてホップ生ビール』発売決定

キリンビール、秋の新作を発表

キリンビール株式会社が、11月5日（火）から全国で販売される「一番搾りとれたてホップ生ビール（期間限定）」を発表しました。このビールは、岩手県遠野市で収穫した新鮮なホップを急速凍結し、使用している特別な商品です。毎年好評を博しているこの限定版ビールは、今年で発売21年目を迎え、累計販売数量は驚くことに3.7億本を超えました。

「一番搾り」とは？

「一番搾り」は、麦のおいしさを最大限に引き出すため、麦汁の中でも最初に流れ出る部分を使用した製法です。この特別な製法によって、麦本来の風味と味わいが強調されたビールが生まれます。

地元への恩返し

キリンビールと遠野市は、1963年からホップの契約栽培をスタートし、地元のホップを大切にしています。最近では高齢化などの影響で、農家の数が減少し、生産量も30年前に比べ約9分の1まで減少している現状があります。こうした課題に取り組むため、キリンビールは2004年から「一番搾りとれたてホップ生ビール」の販売を開始。地元の魅力を再生し、生産地域を活気づける独自の取り組みを続けてきました。

ビールの里構想

また、キリングループは、地域外から新しい人材を受け入れる「ビールの里構想」にも2017年から参画しています。このプロジェクトは、日本産ホップの後継者不足を解決するため、持続可能な生産地を築くことを目指しています。毎年このビールに関する動画も制作しており、SNSやホームページを通じて、その取り組みを広く発信しています。