最近、ContractS株式会社は、法務相談受付の新機能を発表しました。この機能によって、法務相談の過程が一本化され、依頼者は暗号化された環境で相談を行うことができます。新たに付加された閲覧制限機能により、相談者、担当者、共有者の間で情報の公開範囲を自由に設定でき、秘匿性の高い情報も安全に扱えるようになりました。
例えば、特定の機密が含まれる契約の相談を行う場合、依頼者は相談内容を担当者だけが閲覧できるように設定できます。これにより、企業の秘密情報が外部に漏れるリスクを大幅に軽減します。その一方で、必要な場合には全公開も選択できるため、業務に応じたフレキシブルな対応が可能です。
さらに、法務相談が契約書作成や審査、承認、管理などの契約業務と密接に連携している点も、この新機能の大きな魅力です。相談内容を確認するだけで、簡単に契約書を作成できるため、業務フローが円滑に進みます。サイドバーからワンクリックで契約書作成に取り掛かれるため、時間を大幅に短縮可能です。特に、契約書の証跡も遡って確認できることから、管理面でも優れた利便性を提供しています。
法務相談と契約業務の一本化は、多くの法務部門が抱える課題を解消する大きなステップです。課題解決につながるこの機能は、社内での情報共有に関するストレスを軽減し、各部署が必要な情報を簡単にやり取りできる環境を構築します。
これに加えて、Slackとの連携が可能であり、普段業務で使用しているプラットフォーム上で相談を受け付けられるため、さらに使いやすくなっています。事業部門の負担を軽減し、スムーズなコミュニケーションを可能にするこの機能は、今後の契約業務に大きな影響を与えると考えられます。
この新機能の開発背景には、これまでの法務相談がオープンであったことへのフィードバックがあります。多様なニーズに応じて、秘匿性の高い依頼も安心して行える環境を整えることで、ビジネスの効率化を図ってきました。このような顧客からの声を受け、ContractS CLMはさらに進化したのです。
ContractS CLMは契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システムとして、契約に関連するさまざまな業務を一元化し、企業の成長をサポートします。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。