日本XRセンターが筐体型VRアトラクション開発を開始、コヤ所長が渉外顧問に就任

日本XRセンターが新たな展開を開始

日本XRセンター（本社：東京都中野区）は、業界の注目を集めています。2025年4月から、元バンダイナムコ研究所で数々のヒット作を手掛けたコヤ所長こと小山順一朗氏がベースUI/UX担当兼渉外顧問として加わることが発表されました。この発表は、同社が筐体型のVRアトラクションの開発を始めることを示唆しており、業界全体に新たな風を吹き込むことが期待されています。

コヤ所長の経歴と役割

コヤ所長は、バンダイナムコアミューズメント在籍時代に『アイドルマスター』や『機動戦士ガンダム戦場の絆』などの人気作を生み出した実績を持つエキスパートです。屋内型テーマパーク「VR Zone」や「MAZARIA」のプロデュースも手掛け、VRエンターテインメントシーンの先駆者として知られています。今回の就任により、日本XRセンターは彼の豊富な経験と豊かな視点を活かし、VRアトラクションの開発体制をさらに強化することを目指しています。

新たなアトラクション開発の背景

日本XRセンターは、これまで主にフリーローム型のVRアトラクションを手掛けてきましたが、新たに筐体型VRアトラクションの開発を推進しています。この£新ビジネスモデル£は、導入が容易であり、特にコスト面や回転率の向上に寄与することが期待されています。現在、国内外の市場において、より安価でアクセスしやすい筐体型VRアトラクションへのニーズが高まっています。

グローバル展開を視野に

日本XRセンターは世界市場で戦えるVRアトラクションの開発を目指し、日本発のグローバルブランドを創出する意欲を示しています。特にアメリカやインドでは、すでに筐体型VRが普及している状況であり、日本においてもユニークなアトラクションを提供することで競争力を強化する狙いです。

コヤ所長のコメント

コヤ所長は、自身の就任に際して、「日本XRセンターの顧問として参画することにワクワクしています」と述べ、過去に体験した『XRミッションバトルワールド2045』の魅力に感銘を受けたことを語りました。彼は、少数精鋭のスタートアップがこのクオリティを持つものを生み出しているのを見て、即座に就任を決意したとのことです。このような強い情熱が、VRアトラクションの未来に繋がることを期待しています。

今後の展望

日本XRセンターは、コヤ所長の知見を活かし、UX/UI設計や企画運営の充実を図ることを約束しています。さらに、日本国内のみならず、米国やインド市場へのサービス展開を加速させ、次世代のVRエンターテインメントの創出に貢献することを目指しています。これに努力することで、業界全体の発展にも寄与していく所存です。

日本XRセンターの今後の展開に大いに期待がかかります。この新たなアトラクション開発が、どのようにVRエンターテインメントの未来を形成していくのか、業界関係者やユーザーの注目が集まっています。