七工匠が新たな超広角レンズ『10mm F2.8 II Fish-eye ED』を発売

七工匠の新しい交換レンズが登場

株式会社焦点工房は、七工匠（7Artisans）の新しい交換レンズ『10mm F2.8 II Fish-eye ED』を2025年5月16日（金）に発売します。メーカー希望小売価格は62,000円（税込）です。このレンズは、フルサイズセンサーに対応したマニュアルフォーカスの単焦点レンズであり、視野角は驚異の185°に達します。

圧倒的な広さを誇る画角

10mmという焦点距離により、被写体をダイナミックに捉えることができ、一般的なレンズでは表現しきれない遠近感を演出します。また、最短撮影距離は15cmと接写性能にも優れています。この特性を活かし、被写体に近づいて印象的な作品を作ることが可能です。

明るさと描写力

開放絞りF2.8を備えたこのレンズは、薄暗い環境や夜景でもしっかりと光を捉え、印象的な明るさで細部まで鮮明に描写します。手ブレや被写体ブレを軽減し、ノイズの影響を抑制することで、暗所でも高品質な写真を実現します。

優れたレンズ設計

レンズ構成には、非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚を含む8群11枚の精密な設計が施されています。この設計により、各種収差を効果的に補正し、高解像度で繊細かつクリアな画質を提供します。無段階式の絞りリングとフォーカスリングが搭載されており、スムーズな操作性も確保されています。

夜間撮影の強力な味方

レンズ鏡筒の指標には蓄光塗料が施され、暗所でも操作が簡単です。これにより、夜間や薄暗い場所での撮影も安心して行えます。強固な金属製の鏡筒が堅牢性を提供し、プロフェッショナルな撮影環境にも対応します。

TIPA World Awards受賞

このレンズは、「TIPA World Awards 2025」でレンズ部門の受賞を果たしています。TIPAは福島、サンフランシスコ、シドニーなど、世界各国のカメラ専門誌の集合体であり、毎年優れた製品を選定しています。画質や機能、革新性のトータル評価に基づき選ばれたことは、このレンズの品質を裏付けています。