ANRITSU 5G LABリニューアル
2022-10-03 16:30:34

アンリツ、ローカル5G体験施設「ANRITSU 5G LAB」をリニューアルオープン~Sub-6帯SA方式の実証環境も整備~

アンリツ、5G体験施設「ANRITSU 5G LAB」をリニューアル



アンリツ株式会社は、神奈川県厚木市に位置するローカル5Gソリューション体験施設「ANRITSU 5G LAB」を大幅にリニューアルし、新たなサービスを開始しました。2021年4月の開設以来、無線通信品質評価やネットワーク、端末検証といったテスト環境を提供してきた同施設ですが、今回のリニューアルで、その機能が大きく拡張されました。

新たにSub-6帯SA方式に対応



従来はミリ波帯のローカル5G環境を提供していましたが、新たにSub-6帯SA(Standalone)方式の実証環境が整備されました。SA方式は、4G回線を介さずに5G回線のみで通信を行うため、5Gの高速・大容量・低遅延といった特長を最大限に活かすことができます。これにより、より高度でリアルな5G体験が可能になります。

AMRやUAVを用いたデモンストレーション



リニューアルされた「ANRITSU 5G LAB」では、高速・大容量通信を必要とするAMR(自律走行搬送ロボット)やUAV(無人航空機、ドローン)を用いた遠隔制御や高品質な画像伝送といったデモンストレーションが実施できるようになりました。これにより、ローカル5Gが様々な産業分野でどのように活用できるのかを、より直感的に理解することができます。

パートナーとの共創によるソリューション展示



アンリツは、今回のリニューアルにおいて、パートナー企業や団体との連携を強化し、共創活動によるソリューションの展示も開始しました。多様な企業との協業によって、ローカル5Gの活用範囲をさらに広げ、新たな価値創造を目指しています。

今後の展望



アンリツは「ANRITSU 5G LAB」を、お客様やパートナー企業との連携拠点として位置づけています。この施設を通じて、分野を超えたソリューションの共創を促進し、ローカル5Gを活用したビジネスの創出に貢献していくとしています。ローカル5G導入を検討する企業にとって、貴重な情報収集や実証実験の場となることが期待されます。

5G技術の進化とローカル5Gの重要性



5G技術は、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の発展を支える基盤技術として注目されており、その活用範囲はますます広がっています。ローカル5Gは、企業や団体が独自の5Gネットワークを構築できるため、セキュリティや信頼性の高い通信環境を構築することが可能です。製造業や医療、インフラ管理など、様々な分野での活用が期待されています。

まとめ



アンリツの「ANRITSU 5G LAB」リニューアルは、ローカル5G技術の普及促進に大きく貢献するでしょう。その高度な実証環境とパートナー企業との連携により、ローカル5Gの可能性を探索し、新たなイノベーションを生み出すための重要な拠点となりそうです。

会社情報

会社名
アンリツ株式会社
住所
神奈川県厚木市恩名5-1-1
電話番号
046-223-1111

トピックス(IT)

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