R高校開校、通学コース拡大
2024-06-26 20:03:26

角川ドワンゴ学園、群馬県桐生市に「R高等学校」開校!通学コース全国100カ所に拡大、定期テスト導入で学習サポート強化

角川ドワンゴ学園、群馬県桐生市に「R高等学校」開校!通学コース全国100カ所に拡大、定期テスト導入で学習サポート強化



学校法人角川ドワンゴ学園は、2025年4月、群馬県桐生市に「R高等学校(以下、R高)」を開校します。N高等学校、S高等学校に続く3校目で、現在開校に向けて準備中です。

R高校の“R”には、REAL・RESPECT・RELATION・REVOLUTIONなど、生徒一人ひとりがさまざまな“R”を見つけ、自分だけの“R”を創れるようにという想いが込められています。

N高グループ3校目となるR高校の開校



N高等学校は、2016年4月に開校した「ネットの高校」です。インターネットと通信制高校の制度を活用し、生徒数は2024年5月1日時点で28,942名と、年々増加しています。

高校卒業資格取得のための必修授業だけでなく、プログラミングや職業体験、起業部・投資部・政治部といった部活動など、生徒自身の興味や関心に合わせた幅広い学習・体験の機会を提供しています。

近年では、バーチャル学習を行う「普通科」の設置や、ChatGPT-4を利用した専用AIチャットシステムの導入など、最先端のオンライン学習の拡大を進めています。生徒の活動の場も広がっており、全校生徒の投票によって役員を決める生徒会や、N高・S高・N中等部の合同文化祭「磁石祭」も開催されています。

2021年には、S高等学校が開校し、通学コースのキャンパスも全国69カ所に拡大しました。生徒のニーズに応えるため、R高等学校の開校準備に至ったとのことです。

R高校の特色



R高等学校の校長には、N高等学校の校長である奥平博一氏が就任します。必修授業・課外授業をはじめ、学校行事や部活動、サポート体制、通学コースの利用キャンパスなどは、N高グループ3校共通です。

R高校では、2025年度より「定期テスト」を必修化します。テスト結果が成績や高校卒業資格の取得に影響することはありませんが、生徒一人ひとりの学力・習熟度を定期的に測るためのテストとして実施されます。学習データの蓄積・分析を通して、生徒個々の適性・能力に合わせた学習プログラム・支援を提供し、さらなる学習サポートに取り組んでいきます。

通学コース全国100カ所に拡大



N高グループでは、2017年から通学コースを新設し、全国にキャンパスを開設してきました。現在、通学コースのキャンパスは全国31都道府県・69カ所に開設されています。生徒は自分のライフスタイルに合わせて通学日数を週5・3・1日から選び、PBL(プロジェクト学習)やディスカッションを通して主体性やプレゼンテーション能力を磨いています。

2025年には、北海道函館キャンパス、富山キャンパス、長野松本キャンパス、静岡沼津キャンパスなどを新設し、合計100カ所に通学コースのキャンパスを拡大する予定です。全国各地で通学コースの選択を希望する生徒のニーズに応えられるよう、学習サポートに取り組んでいきます。

久石譲さんがN高グループの完全オリジナル校歌を作曲



映画音楽などを手がける作曲家・久石譲さんが、N高グループの完全オリジナル校歌を作曲することが決定しました。2025年4月、入学式でお披露目する予定です。

R高校の開校は群馬県桐生市の教育環境に大きな影響を与える



群馬県知事の山本一太氏と桐生市長の荒木恵司氏は、R高校の開校を歓迎しています。山本知事は、R高校の教育方針が、群馬県が目指す「始動人」の育成と一致していると述べました。荒木市長は、R高校の生徒が桐生市の歴史、伝統、文化に触れながら視野を広げ、世界で活躍する人材として、桐生から飛び立ってもらいたいと期待を表明しています。

R高校の開校は、群馬県桐生市の教育環境に大きな影響を与えるでしょう。N高グループの新しい教育モデルが、桐生市の教育改革を促進し、地域活性化に貢献することが期待されます。

N高グループの新たな挑戦:R高校の開校と通学コース拡大、そして定期テスト導入



角川ドワンゴ学園が運営するN高グループは、2025年4月に群馬県桐生市に「R高等学校」を開校します。これはN高等学校、S高等学校に続く3校目であり、通学コースを全国100カ所に拡大するなど、新たな挑戦と言えるでしょう。

R高校は、生徒一人ひとりが自分自身の“R”を見つけることを目指すというコンセプトが印象的です。これは、従来の画一的な教育ではなく、生徒の個性や才能を尊重し、多様な可能性を育むというN高グループの教育理念をさらに発展させたものと言えるでしょう。

今回のR高校の開校と通学コース拡大は、N高グループが「ネットの高校」という枠を超えて、より多くの生徒に質の高い教育を提供しようとする意欲の表れと言えます。従来の通信制高校のイメージを払拭し、地域社会に根ざした教育機関としての役割を担おうとしていることがわかります。

特に、2025年度から導入される「定期テスト」は注目すべき取り組みです。従来の成績や卒業資格に影響するテストとは異なり、生徒一人ひとりの学力・習熟度を測るためのテストとして位置付けられています。このテストを通して得られたデータは、生徒個々の学習プログラムやサポートに活用されるため、より効果的な学習支援に繋がるでしょう。

また、久石譲さんが作曲したオリジナル校歌も、生徒たちの学習意欲を高め、学校生活に彩りを添えるものとして期待されます。

N高グループは、常に時代の変化に対応し、新たな教育モデルを模索しています。R高校の開校と通学コース拡大、そして定期テスト導入は、N高グループが新たなステージへと進んだことを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。今後、N高グループがどのような教育革新を成し遂げるのか、期待を込めて見守りたいと思います。

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