日本設計主催 セミナー「続・都市・建築分野における脱炭素化」
2025年4月22日、(株)日本設計が主催するセミナーが開催されます。このセミナーでは、昨今の都市・建築分野における脱炭素化のトレンドについて詳しく解説されます。講師には、日本設計の常務執行役員である柳井崇氏が招かれ、2050年に向けた新しい環境配慮建築の方向性や設計上の取り組みについて具体的に説明します。
講義の背景
近年、脱炭素化が世界的な課題として認識される中、特に都市・建築分野においてはさまざまなアプローチが求められています。また、強靭化や健康増進、デジタルトランスフォーメーション(DX)との関連性も無視できません。セミナーでは、これら4つの視点を基に、環境配慮建築の重要性が強調されます。
講義の内容
セミナーは、まず環境側面に関する4つの重要課題の概要から始まります。これには、1990年代から現在までの取組視点の変遷や、2030年・2050年に向けての関連情報が含まれます。
次に、環境及び設備領域での設計テーマに関わる視点と実施例が示されます。ここでは「トレードオフ」ではなく「トレードオン」の考え方が強調され、マルチベネフィットの考え方を導入した取り組みが提案されます。
敷地内完結から敷地外との連携を図る重要性も解説され、ホールライフカーボンや生物多様性関連での取り組みが紹介されます。
加算的な室内環境の調整の必要性についても触れられ、スマビルやタスク環境をはじめとした多様な環境を創造する方法が提示されます。
設備や内装構造、外装におけるストック利用の視点から、エンボディドカーボン削減に向けた取り組み事例も紹介される予定です。
セミナーの最後には質疑応答の時間を設け、参加者同士の名刺交換や交流会も行います。新たな人脈形成やビジネスチャンスを拡大する絶好の機会です。
セミナーの受講方法と参加費
受講方法は会場、ライブ配信、アーカイブ配信の中から選ぶことができ、受講料は1名につき35,410円(税込)となっています。2名以上での申し込みなら、共に30,410円とお得になります。
まとめ
このセミナーは、脱炭素化という重要なテーマについて深く学ぶことができる機会です。講師や他参加者とのネットワークを構築し、今後の事業に役立てる貴重な場を提供します。興味のある方はぜひ参加をご検討ください。
詳細・お申し込みは
こちらから。