新しい建築『Archipelago』
2019-10-02 17:11:45

動きと形が変わる新しい建築『Archipelago』が誕生!

動きと変形の新しい建築『Archipelago』の誕生



屋根裏株式会社のCEO、寺田雅史が手掛けた“Archipelago(アーキペラゴ)”は、従来の建築概念を覆す革新的なプロダクト建築です。この建物は自身が動き、形を変えることができるユニークな特性を持っており、約6m×2.4mのユニットサイズから成り立っています。これは、8.5畳相当の大きさであり、単体での利用も可能ですが、複数ユニットを組み合わせることで、さまざまなスケールの建築物を創出することができます。

多様な用途に応じた設計



Archipelagoは、298万円から購入可能で、住居として最適な「ico」や、キッチンなどの設備が整った水周りタイプの「sanita」など、利用シーンに応じた製品ラインナップを用意しています。ユーザーは、購入後にインフラと結合させるだけで、すぐに使用を開始できる手軽さが特徴です。このため、一般の個人でも簡単に導入可能です。

特徴的な移動と拡張機能



この製品の最も大きな魅力は、その「移動性」にあります。ユニット同士は脱着が可能であり、利用者は自由に増築や減築を行うことができます。さらに、製品はトラックの輸送基準に基づいて設計されているため、別の地域へ運搬することも容易です。これにより、利用者は場所を選ばずに居住空間としての利用が可能となります。海外への輸出も視野に入れており、国際的な需要にも対応しています。

形状を変える新たな仕組み



Archipelagoには、もう1つの大きな特徴として「変形機能」があります。建物の外壁は開閉可能な仕組みとなっており、ユーザーは4096通りの開口パターンから自由に選択することができ、自身のライフスタイルに合わせたスタイルを提案します。これにより居住空間がよりパーソナライズされ、快適な生活空間の実現が可能になります。

新たな建築の可能性



この革新的な建築物は、約3年前からの開発を経て実現しました。SDGsの重要性やインターネットの普及により、さまざまな価値観が再評価され、従来の建築の在り方にも変化が求められています。Archipelagoは、そんな時代のニーズに応えるべく設計された、まさに「車のような建築」です。場合によっては新たな生活様式を提案し、人々の生活シーンを変えるポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

さらに、Archipelagoの公式ウェブサイトも開設されており、製品の開発背景や今後の展望、夢や可能性について紹介されています。興味がある方は、ぜひこちらのリンクを訪れてみてください。

Archipelago公式サイトはこちら

会社情報

会社名
屋根裏株式会社
住所
大阪府泉大津市池園町5-11
電話番号
06-6633-3848

関連リンク

サードペディア百科事典: Archipelago 屋根裏設計 変形建築

Wiki3: Archipelago 屋根裏設計 変形建築

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