創価大学の岡部さんが日本代表に！国際女性会議での新たな挑戦

創価大学（東京都八王子市）は、学生の岡部エミリー直美さんが2018年10月にアルゼンチンで開催される「Girls20サミット2018 国際女性会議」の日本代表に選ばれたことを発表しました。これは、創価大学が4年連続で日本代表を輩出するという歴史的な快挙です。このサミットはビル・クリントン元アメリカ大統領が設立した「クリントン・グローバル・イニシアチブ」が主催し、主な目的は「2025年までに女性のために新たな仕事を1億人分創出する」という重要な課題に向けて提言を行うことです。

岡部さんが所属する法学部では、彼女の強い意志が培われてきました。国際学生会議やインターンシップへの参加を通し、女性の権利について深く考える機会を得た彼女は、サミットでの貴重な経験を通じてさらなる成長を目指しています。「世界中から集まる女子学生たちと意見交換をし、協力のもとで新たなリーダーシップを醸成していきたい」と岡部さんは語ります。

この「Girls20サミット」は、昨年G20加盟国を中心に24カ国・地域の女性代表が集まり、様々な提言が行われた実績があります。自然災害や気候変動に対する女性のケアや、理系分野を目指す若い女性へのメンター制度など、多岐にわたる課題に対し共同声明をまとめることが目的です。これらの提言は、G20やG7の首脳にも提出され、国際的な認知を得るものです。

創価大学は1971年に設立され、「人類の幸福と世界平和の構築」を理念に、国際性を持った教育を推進してきました。学生数は約7,700人に達し、58カ国・地域から203の大学と交流協定を結ぶなど、国際的な人材の育成に力を入れています。文部科学省が実施する「スーパーグローバル大学創成支援事業」にも採択されたことがあり、その評価は高く、国際大学ランキングでも上位に位置しています。

「Girls20サミット2018」は、岡部さんのような若き女性リーダーにとって、夢を実現するための大きな舞台です。彼女の挑戦は、他の学生たちにも影響を与え、今後の日本における国際的な女性の地位向上に寄与することが期待されています。これからの彼女の活躍に注目していきたいと思います。