株式会社ゼロボードがインパクトスタートアップ協会に正会員として参画
株式会社ゼロボードは、社会的課題を解決し持続可能な成長を実現することを目指す「インパクトスタートアップ協会(ISA)」に、正会員として新たに参加したことを発表しました。専任の代表取締役である渡慶次道隆氏が率いるゼロボードは、企業のサステナビリティを支えるためのデータ収集や可視化に特化したソリューションを提供しており、今回の加入を通じてISAのメンバーと協力し、コミュニティに貢献する方向で進めています。
参画の背景:インパクトスタートアップへの期待
最近、社会と経済のパラダイムシフトが求められ、社会課題の解決と経済成長を同時に実現する「インパクトスタートアップ」に対する期待が高まっています。しかし、インパクトを持続的に拡大するためには、社会的価値を単なる理念に留めることなく、客観的かつ定量的に評価し、経営判断や投資政策にフィードバックする仕組みが不可欠です。ゼロボードはこの課題に取り組むため、環境や社会へのインパクトを「経営の言語」として位置づけるためのデータ基盤構築を進めており、当協会の理念と一致することから、参画を決定しました。
未来の展望:インパクトスタートアップエコシステムの形成
ISAが推進するインパクトスタートアップエコシステムづくりにおいて、ゼロボードは正会員として積極的に関与し、企業のインパクト可視化やデータ利用に関するナレッジを共有していくとしています。インパクトを「測り」「示し」それを意思決定に繋げる環境整備を進めることで、社会課題解決と企業価値向上を両立させる経済の実現に寄与する意向を示しています。
インパクトスタートアップ協会(ISA)について
インパクトスタートアップ協会は、2022年10月に設立され、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させるためのエコシステム構築を目的としています。現在、325社の正会員と日系・外資系企業を含む15社の賛同会員が参加しており、政・財・官との連携を通じて、社会的な価値の創出を目指しています。活動は「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱を中心に展開されています。
株式会社ゼロボードの事業内容
ゼロボードは、ESG関連データの収集・管理・開示を支援する総合クラウドソリューションである「Zeroboard Sustainability Platform」を提供しており、幅広い製品ラインでサステナビリティ経営に必要なプロセスを支えています。具体的には、温室効果ガス排出量を算定するサービスから、ESG法定開示クラウドサービス、バイヤーとサプライヤー間の自己評価アンケートを効率化するサービスなどが含まれています。
企業向けウェビナーの案内
また、ゼロボードでは、脱炭素経営をテーマにした企業向けウェビナーも毎月開催しています。国内外の最新動向や自社ソフトウェアの活用法を解説する機会を提供しており、参加を希望される方はぜひウェブサイトのイベントページをチェックしてください。詳細は公式ウェブサイトで確認を。
今後もゼロボードは、インパクトスタートアップ協会の一員として、サステナビリティ経営の前進に寄与し、社会課題解決に向けた取り組みを進化させていく所存です。