京都の宇治市にオープンする「伊藤久右衛門 清水本店」は、同ブランドの国内10番目の店舗として2025年6月2日に開店します。江戸時代の天保3年(1832年)に創業し、宇治茶や抹茶スイーツを専門に扱ってきた「伊藤久右衛門」が、新たに清水寺にほど近い位置に店舗を構えることは、大きな話題となっています。
新店舗は、観光名所である清水寺へ向かう道「清水坂」と「五条通」が交差する便利な立地にあり、2023年4月にオープンした「清水坂店」の真向かいに位置します。そのため、観光客が訪問しやすい環境を整えています。お土産専門店として、SNSで注目を集めている「宇治抹茶パフェアイスバー」や、石臼で挽いた宇治抹茶、さまざまな宇治抹茶スイーツを楽しむことができます。
実際、新店舗のオープンは、宇治茶の魅力を広める絶好の機会になると同時に、訪れる人々に多彩なスイーツを提供することが期待されています。清水本店の内部は、和の雰囲気を大切にしながらも、現代的なテイストが取り入れられたデザインで、落ち着いた空間の中で宇治茶を味わうことができます。みづみずしい抹茶の香りに包まれ、厳選された素材で作られたスイーツを堪能できるのは、大きな魅力です。
伊藤久右衛門は、その起源を辿ると江戸後期、中でも初代伊藤常右衛門が田原村で茶業を始めたことに遡ります。その後、代々続く家族が代わる代わる茶づくりを行い、特に昭和27年に五代目が宇治市に本店を移してから、ブランドの地位はより確固たるものになりました。今でも創業の地である宇治田原に根を持ち、大切に守り続けている茶園が存在します。
各種取り扱い商品には、伝統的な宇治茶から、季節ごとに変わる独自のスイーツまで、多彩なラインナップが用意されています。訪れたお客様は、観光の合間に立ち寄り、宇治茶とともに特別なひとときを過ごすことができるでしょう。
また、伊藤久右衛門の公式サイトやSNSでも店舗の最新情報や、美味しい抹茶スイーツの写真が随時更新されており、ファンからの注目も集まっています。清水本店のオープンを心待ちにする人々にとって、今後の展望とともに新たな楽しみが広がることでしょう。
新しい店舗が登場することにより、京都を訪れる観光客はもちろん、地元の人々も新たな宇治茶の魅力を再発見することになるでしょう。オープン予定の2025年6月には、伊藤久右衛門清水本店で宇治茶スイーツを堪能し、特別なひとときをぜひお過ごしください。
【店舗概要】
店名:伊藤久右衛門 清水本店
所在地:〒605-0862 京都市東山区清水二丁目211番地
アクセス:市バス 清水道バス停下車 徒歩7分
定休日:1月1日、1月2日及び不定休あり
営業時間:10:00~18:00
URL:https://www.itohkyuemon.co.jp/corporate/shop/kiyomizuhonten/