東京・五反田のJPビルディングに新たにオープンしたシェアオフィス「co-lab 五反田 with JPRE」が、アメリカの権威あるデザイン賞「MUSE Design Awards 2024」で金賞を受賞しました。この受賞は、日本のクリエイティブな空間が国際的に評価される一例となりました。部屋のデザインは、株式会社落合守征デザインプロジェクトと春蒔プロジェクト株式会社によって手がけられました。
デザインの特徴
「co-lab 五反田 with JPRE」のエントランスやコワーキングスペースのデザインは、環境に配慮されたアルミシートを使用し、天井全体で1,000メートルも展開されています。このデザインは、着物の反物サイズを意識して作られ、日本的な美観を反映しています。また、水や情報の流れを表現し、光の輝きを交えた広がりのある空間を目指しました。
「co-lab 五反田 with JPRE」は、岐路に立つクリエイター同士のコミュニケーションを促進することを目指した拠点であり、ビジネスの集積地としても適しています。隣接するホテルやアクセスの良さもあり、国内外から多くの人々が集まります。これにより、さまざまなバックグラウンドを持つクリエイターが互いに刺激を受け、新たな価値が創出される場となります。
五反田JPビルディングの「co-lab」は、今後も新たなプロジェクトの拠点として、クリエイターたちの集積とコラボレーションを促進していきます。日本郵政不動産株式会社は、この施設を「TOKYO, NEXT CREATION」というコンセプトのもとに、将来的な事業展開を目指しています。地域の文化とビジネスの融合を図りながら、創造性を引き出すさまざまな取り組みに期待が寄せられています。