ニセコで織りなすアートの響き
2025年2月7日から3月2日まで、北海道のニセコ町に位置する
MEDEL GALLERY SHUで、グループ展「響きあう | Resonance」が開催されます。この展覧会では、世界で活躍する6名の作家による作品が展示され、日本の伝統や技法を基にした独自のアートが響き合います。
日本の魅力を伝える新たな表現
本展では、古き良き日本の文化や自然をテーマにした作品が集結。
侘び寂びや日本独自の精神性を感じることができる展示内容は、海外からの観光客はもちろん、日本人にとっても大きな魅力となっています。特に、作品に使用される「炭(チャコール)」や絹の染め、墨象画などは、歴史的価値が高く、アートとしての美しさだけでなく、文化の深さをも感じさせてくれます。
参加アーティストの紹介
伊豆蔵明彦
京都・西陣で生まれ育った彼は、長年にわたり絹による染めや織りの技術を探求し続けています。最近では、自然と布の新たな関係性を見出すことに力を入れています。
中西瑛里香
彼女の作品は、日本の無形の神々を描く伝統から発展したもので、鑑賞者に多様な解釈を呼び起こします。「間」や「感覚」を意識した作品が特徴で、日本の美意識を感じさせます。
HAKAMA
アメリカ出身の彼女は、竹炭を素材にした作品で知られています。炭の浄化作用や美しさを活かし、伝統的な手法を現代アートへと昇華させています。
KAZZ森下
愛知県出身で、独自の視点から様々なテーマに取り組んできた森下氏。作品は多様な視覚的アプローチが魅力です。
篠田桃紅
墨を用いて抽象画を描く彼女は、書道にも力を入れています。彼女の作品には、深い内面的な表現が感じられます。
古塔つみ
イラストから現代美術へと転身した彼女は、デジタル作品を用いたユニークな作品展開が注目されています。
鑑賞者との心の響き合い
本展の主な意図は、アーティストの思いを通じて鑑賞者に新たな感情や体験を提供することです。彼らの作品が日本文化の新しい側面を引き出し、来場者の心に響くことを願っています。
開催概要
- - タイトル: Resonance | 響きあう
- - 期間: 2025年2月7日(金)から3月2日(日)
- - 時間: 11:00 - 17:00
- - 休廊: 月曜日・火曜日
北海道ニセコ町でのこの特別なアート展にぜひ足を運んでみてください。この機会に、日本の魅力溢れる作品たちに触れ、一緒にその響きを感じてみましょう。