メタウォーター打ち水大作戦2025が開催されました
2025年8月1日、メタウォーター株式会社は東京の千代田区にある本社「JR神田万世橋ビル」前で、恒例の「メタウォーター打ち水大作戦2025」を開催しました。これは特定非営利活動法人日本水フォーラムが主催する「打ち水大作戦」の趣旨に賛同し、水資源の大切さを広める取り組みの一環です。今年で17回目を迎えるこのイベントは、昨年同様に、当社の本社や各事業所、さらには浄水場や下水処理場、資源リサイクル施設といった16カ所の現場をオンラインでつなぎながら実施されました。
イベントの詳細
今回の打ち水大作戦には、全国から102名の参加者が集まりました。参加者は、東京の本社をはじめ、北海道から長崎県まで様々な地域を代表するメンバーです。本社の打ち水には、東京都下水道局の芝浦水再生センターから供給された再生水が使用されました。この再生水を用いて、当社の社員だけではなく、同ビル内にある「みらいゲート秋葉原」の子どもたちや、JR東日本ビルディングの方々と一緒に、打ち水が行われました。
当社の万世橋本社前では、打ち水によって地表付近の温度が4度も下がり、参加者は涼しさを実感することができました。このように、単なる水の供給という意味を超えて、参加者同士の連携を通じて地域のコミュニティが一体となり環境を守る意義を再認識する機会となりました。
水の日の重要性
打ち水大作戦は「水の日」とされる8月1日に行われ、これは水資源の重要性を啓発する目的で毎年実施される行事です。この「水の日」に合わせ、国や地方自治体、企業、民間団体が連携し、水の価値や健康な水循環についての理解を深める取り組みが行われています。
参加した会場の一覧
- - 滝沢浄水場(福島県会津若松市)
- - 川田水再生センター(栃木県宇都宮市)
- - 南部スラッジプラント(東京都大田区)
- - 南多摩水再生センター(東京都稲城市)
- - 川井浄水場(神奈川県横浜市)
- - 加瀬水処理センター(神奈川県川崎市)
- - 富士山エコパーク再資源化センター(静岡県御殿場市)
- - 青木浄水場(新潟県見附市)
- - 上野浄水場(愛知県東海市)
- - 衣浦西部浄化センター(愛知県半田市)
- - 福知山市上下水道部庁舎、堀浄水場(京都府福知山市)
- - ありあけ浄水場(福岡県大牟田市)
- - 山の田浄水場(長崎県佐世保市)
- - 山本浄水場(大分県宇佐市)
- - 当社万世橋本社ビル前(東京都千代田区)
- - 当社日野事業所(東京都日野市)
これらの会場をオンラインで結び、全国各地での環境保全活動を共有しながら、意識を高める絶好の機会でありました。
今後の展望
メタウォーター打ち水大作戦は、単なるイベントに留まらず、持続可能な水利用や環境意識の向上を目指して継続的に行われる予定です。今後も、より多くの参加者と共に、地域社会全体で水資源の大切さを実感し、次世代へと受け継いでいく取り組みが広がります。お客様や地域の皆様と共に、水と環境を守るための活動を続けていくことが、私たちの使命です。