ゴールドバッハ株式会社とグリーンランド・ホールディングスが業務提携！日本製品の中国展開へ

ゴールドバッハ株式会社とグリーンランド・ホールディングスの提携

2019年11月18日、ゴールドバッハ株式会社（本社：東京都台東区）は、中国最大級の不動産デベロッパーであるグリーンランド・ホールディングス・グループ（以下、緑地集団）と業務提携の基本合意を締結したことを発表しました。この提携は、日本製品の中国全土への拡販を目指すものであり、両社の強みを生かしたサプライチェーンパートナーシップが期待されています。

提携の背景

緑地集団が運営する「緑地全球商品貿易港」は、上海国家展示センターの近くに位置し、年間を通じて多くの国の企業が集まる展示交易プラットフォームです。この場所では、11万平米の広大なスペースで商品展示、小売、卸売が一体となって行えるため、非常に影響力のある輸入商品集約地となっています。一方、ゴールドバッハ株式会社は、中国浙江省義烏市に現地子会社を有し、日中貿易を専門とする企業として、日本製品の展示や販路拡大に寄与しています。

この提携によって、日本企業はより多くのチャンスを得て中国市場に進出しやすくなることでしょう。特に、ゴールドバッハの持つ豊富な経験とネットワークが、緑地グループの広範な物流網と組み合わさることで、双方にとってウィンウィンの関係が築かれるのです。

提携の具体的内容

提携の具体的には、ゴールドバッハ株式会社が緑地全球商品貿易港内に常設展示場を設け、日本製品の展示および小売、卸売の拠点を確立することが合意されています。この常設展示場を通じて、日本の高品質な製品を広く紹介し、市場へのアクセスを高めることを目指します。また、緑地グループ内の高級スーパーマーケットにも日本製品が展開される見込みです。このように、さまざまな分野で協力することで、両社のビジネス機会が大幅に拡大します。