総合商社である兼松株式会社は、創業135周年を記念して、公開シンポジウムを開催します。テーマは「グローバルな企業活動を実現するために ~文化と価値観の違いを乗り越え~」。
海外事業展開の成功事例と課題を深掘り
シンポジウムでは、第一部としてビジネスセッションと人的資本セッションが開催されます。ビジネスセッションでは、兼松の山科上席執行役員が、米国とフランスの合弁事業を例に、海外事業展開の意義や苦労、文化や価値観の違いによるギャップについて講演します。その後、一橋大学の上原教授が、グローバル企業がローカルに根付いていくための課題と現状、今後の展望についてお話します。
人的資本セッションでは、兼松台湾の河田財経総務部長が、海外現地法人のマネジメント経験や、子育てと仕事の両立、商社ウーマンとしての苦労について語ります。続いて、神戸大学の江夏教授が、河田氏の経験を踏まえ、人事評価・管理、人材育成について専門的な視点から講演を行います。
パネルディスカッションで議論を深める
第二部では、講演者4名と兼松1年目の社員3名によるパネルディスカッションが行われます。グローバル企業が、文化・商習慣・政治問題など様々な課題を克服し、現地に根付いて事業を拡大していくために必要な戦略や取り組みについて議論します。参加者からの質問も受け付け、活発な意見交換を予定しています。
参加方法
現地参加またはオンライン参加を希望される方は、専用ウェブサイトまたはポスターのQRコードから申込みできます。参加費は無料です。
詳細情報
- - 日時: 2024年8月6日(火) 13時30分~16時45分
- - 会場: 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4F JPタワー ホール&カンファレンス1,2
- - 主催: 兼松株式会社/公益財団法人兼松貿易研究基金
- - 共催: 神戸大学経済経営研究所/一橋大学大学院経営管理研究科
本シンポジウムは、グローバルビジネスに関心のある方、海外事業展開に興味をお持ちの方、文化や価値観の違いについて学びたい方にとって貴重な機会となります。ぜひご参加ください。