アーリークロスが提供する金融教育がもたらす影響
福岡県福岡市で本社を構える株式会社アーリークロスは、2025年12月に西南学院高等学校で10日間にわたり金融教育を実施しました。このプログラムは、学校の家庭科の授業の一環として行われており、対象は高校1年生全員。アーリークロスの社員が講師を務め、金融の基礎知識を教えるこの取り組みは、これで通算3回目を迎えました。
金融教育の必要性
近年、若年層が投資や資産形成に対する関心を高めている一方で、金融に関する教育の機会が不足しています。文部科学省は高校生が生活設計や家計管理を学ぶ重要性を強調しており、アーリークロスはこのニーズに応じたプログラムを提供することで、学生たちの金融リテラシーを高めることを目指しています。教育の現場でお金の使い方や考え方を学ぶことが、学生の将来の自立に向けた第一歩となると考えられています。
プログラム内容
この授業は、以下のテーマに基づいて構成されています:
- - お金の役割と社会とのつながり
- - 収入・支出・貯蓄の基本的な考え方
- - ライフプランと資産形成の関係
- - 投資との向き合い方
座学だけでなく、ディスカッション形式での対話を重視し、生徒自身が主体的に考える場を設けています。文献や実例を交え、実践的な視点で金融を学ぶ機会を提供することで、理論と実生活を結びつけることを重視しています。
アンケート結果から見える教育効果
過去の授業後に実施されたアンケートでは、96%以上の生徒が授業を「良かった」と評価し、「貯める・増やす(資産形成)」というテーマに最も関心を示しました。この結果から、多くの生徒が自身の将来に関連付けてお金に関する知識を吸収していることがわかります。特に、「投資は怖いものだと思っていたが、考え方が変わった」という自由記述が多く見受けられ、金融に対する意識の変化も見られました。
相談の機会を持つ重要性
さらに、授業後の質問では、99%を超える生徒が「学んだ内容を将来に役立てられる」と回答し、95%が家族や友人に相談したいと答えています。この事実は、金融教育が単なる授業の枠を超えて家庭内での会話や行動にも影響を与える可能性を示唆しており、将来にわたるお金に関する意識を育む起点となっています。
若者の金融教育の意義
日本総合研究所の分析によると、若年層における株式や投資信託の保有経験者が増加しているというデータも報告されています。しかし、実際には投資行動へと移る割合は低く、知識不足や判断力への不安が影響していると考えられます。アーリークロスはこのような現状から、早期に金融を学ぶことが将来の意思決定に必要な力を育てると認識しています。
今後の展望
アーリークロスは今後も地域社会に密着しながら、様々な年齢層に応じた金融教育を推進していく方針です。金融を単なる知識として提供するのではなく、生活に直結する考える力の育成に力を入れ、若者たちの未来を支える教育に取り組んでまいります。企業型確定拠出年金制度の普及支援も行いながら、社会的意義のある事業の拡大を続けていく予定です。