葛飾区が注目するセイズの脱炭素型ZEH住宅視察レポート
東京都葛飾区の都市整備部が脱炭素社会の実現に向け、セイズのZEH住宅を視察しました。この訪問は7月10日に行われ、環境部の担当者たちも参加しました。
高性能住宅の視察
視察当日、参加者たちは建設中の現場を訪れました。セイズの建築責任者が施工方法について説明を行い、モデルハウスでは高気密高断熱の性能を実際に体感。さらに、セイズホールではスタッフによるZEH住宅の情報提供や特長、脱炭素化の普及に向けた意見交換が行われました。これに関して、都市整備部の建築課長である秋元氏は、セイズが高性能住宅の設計・施工・販売において豊富な実績を持つことを強調しました。
セイズの技術と取り組み
セイズが採用するSW(スーパーウォール)工法は、高い断熱性と気密性を誇り、頑健な構造を実現しています。この技術により、顧客に健やかで快適な住環境を提供できるのです。また、ハイブリッド給湯器「エコワン」を採用し、太陽光発電システムを取り入れることで更なるエネルギー効率の向上を目指しています。
視察後、秋元課長は「試行錯誤を経て現在の技術に辿り着いたことを実感した。高い技術力が求められることを痛感した。」と述べ、セイズの施工方法に感心を示しました。
ZEH住宅の普及と課題
近年、ZEHの普及は進んでいるものの、多くが注文住宅であることが現状です。2021年、東京都で建設されたZEH分譲住宅の中で、セイズは69棟を手掛け、全体の3割を占める結果となりました。これは、セイズの高性能住宅技術が支持を受けている証でもあります。
性能の高さ
セイズの住宅は、外皮基準で平均0.44を達成しており、HEAT20が提唱する「ZEH+」を上回るレベルです。これは、今後求められる高性能住宅基準に適応しただけではなく、国が目指す2030年の目標にも合致しています。
セイズの理念
セイズは2001年の創業以来、自然災害や温度変化から住まいを守ることを使命としてきました。「本物を追求する」企業理念のもと、顧客に対して維持管理を行うことにも力を注いでおり、地域社会への貢献も重要な目標としています。
今後もセイズが高性能住宅の普及に努め、地域と共に脱炭素社会の構築に向けて邁進していくことに期待が寄せられます。