MAPIとエムネス提携
2024-04-11 09:03:41
医療データ利活用推進へ向けたMAPIとエムネスの業務提携が始動
未来の医療を支える MAPIとエムネスの提携
医療AI推進機構株式会社(MAPI)と株式会社エムネスが、医療データを利活用するための業務提携を締結しました。この提携は、日本における医療データの加工や販売における新たな始まりを意味しており、医療AIの研究開発を促進し、患者に最良の医療を提供することを目的としています。
日本の医療データの現状
日本には豊富で質の高い医療データが存在する一方で、その利活用が進んでいない現状があります。海外と比較すると、AIの研究および活用が遅れているとされ、その要因としてデータ提供のノウハウやリソースが不足していること、またデータの加工の難しさが挙げられています。このような状況を打開するために、MAPIとエムネスが手を組むことになりました。
MAPIとエムネスの強み
MAPIは医療データの匿名加工や管理に精通した専門家集団であり、データ提供者と取得者の両方に向けたサポートを行っています。一方、エムネスは、医療機関向けに遠隔画像診断支援サービスや医用画像データの管理を中心とするクラウドサービス「LOOKREC」を展開しています。これらの専門性が融合することで、医療データの利活用が大幅に加速すると期待されています。
提携によるメリット
当提携により、MAPIはエムネスの医用画像管理クラウドプラットフォームを利用することで、医療機関がデータの匿名や仮名加工を行うためのシステム導入を不要にし、負担を軽減します。これにより、医療データの加工業務が簡素化され、安全性が向上することが見込まれています。また、高品質な医療データがAIベンダーに提供されることにより、医療AIの研究開発が促進されます。
将来の展望
今後の展望としては、MAPIの知見とエムネスの技術力を活かして、効率的な医療データ検索AIの共同開発が進められる予定です。この取り組みにより、さまざまな医療AIの研究が支援され、患者により良い医療の提供が実現されることを目指しています。
両社のメッセージ
MAPIの機構長である島原佑基氏は、「エムネスとの提携によって、MAPIのミッションである医療AIの世界を創出することに弾みがついたと確信しています。」と述べています。対して、エムネスの社長阿部伸一氏は、「当社のクライアントニーズに応えながら、理想の医療を具体化するために、提携で得られるシナジーを最大限に活用していきたい」と語っています。
この提携は、日本の医療データの利用促進に大きな影響を与えることが期待されており、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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医療AI推進機構株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋大伝馬町12−9ライフサイエンスビル94階
- 電話番号
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