正和工業が福岡初のラッピングバスを展開
埼玉県春日部市に本社を置く正和工業株式会社が、2025年11月17日(月)より福岡エリアで「クレヨンしんちゃん」とのコラボレーションによるラッピングバスを運行することを発表しました。この取り組みは、既存の建物を壊すのではなく、リノベーションを通じて、持続可能な社会を実現するための啓発活動の一環として位置付けられています。
このラッピングバスは、西鉄バスが運行を担当し、運行営業所には柏原営業所と竹下営業所の2箇所が指定されています。九州エリアへの初めての進出を果たすこのプロジェクトは、地域の皆様に笑顔と総合リノベーションの魅力を届ける意図を持っています。
「活かす」リノベーションの社会的価値
正和工業は、「古くなったら建て替える」という従来の考え方を見直し、既存の建物の可能性を引き出すリノベーションに力を入れています。これはSDGs(持続可能な開発目標)や物価高騰、災害対策、人口減少といった現代社会の多様な課題に対応するための建設手法です。リノベーションは新たな価値を生み出し、地域社会に貢献できる手段です。
正和工業は2021年に「クレヨンしんちゃん」とのパートナー契約を結び、その後も地域の活性化に寄与する活動を続けてきました。施工現場を子どもたちの絵やキャラクターで彩るなど、地域との連携を深め、リノベーションの重要性を発信しています。このたびのバス広告は、サステナビリティを意識しながら、より多くの人々にリノベーションの魅力を伝えるための新たな取り組みであり、地域に笑顔をもたらすことを目指しています。
福岡エリアでの法人リノベーション事業の展開
同社は2020年に福岡支店を開設し、九州エリアでの法人リノベーション事業を本格的に開始しました。この支店の設立とともに、地域への本格的な進出を図り、九州地区における事業拡大を目指してきました。これまでにも埼玉県内でのプロジェクトを通じ、地域の活性化を促進してきましたが、今後は福岡を中心に、より広範囲での活動を展開していくことになります。
また、正和工業では「まちを笑顔にプロジェクト」と称した施策を推進しており、地域と連携したさまざまな活動を行っています。このプロジェクトは、リノベーションの重要性を発信し、地域の活性化を目指すものです。具体的には、地元小学生の絵を活用したアートプロジェクトなどを開催し、地域住民とのつながりを大切にしています。
今後の展望
正和工業は、「社会を笑顔で満たす」という理念を掲げており、これからも多様なステークホルダーの笑顔を創出するための施策を推進していきます。2025年のラッピングバスの運行開始は、同社の取り組みの一環であり、地域に笑顔を広げる重要なイベントとなるでしょう。正和工業が展開するこの新たなチャレンジは、福岡地域の人々にリノベーションの魅力を伝え、持続可能な社会の実現に向けた一歩となります。
今後の活動に注目が集まる正和工業。この取り組みが多くの人々に愛され、地域社会に笑顔をもたらすことを期待したいです。