サイバーリンクスが2025年度の給与水準を引き上げ、働きやすい環境づくりに注力

株式会社サイバーリンクスが給与水準を引き上げ

株式会社サイバーリンクス（和歌山県和歌山市）が2025年度の給与水準および初任給の引き上げを決定しました。これは、同社が中期経営計画の重点課題として人的資本投資を位置づけ、社員一人ひとりが健康で活き活きと働くことができる職場環境の整備を進めていることに基づいています。

給与水準引き上げの概要

2025年度におけるこの給与水準の改定は、以下のポイントに重点が置かれています。

1. 定期昇給と賞与の引き上げ: 全体で約4.5％の待遇向上が計画されています。この中には、給与テーブルの引き上げが含まれており、全社平均で3.9％、最大で9.0％の賃上げが見込まれています。

2. 賞与の月数の引き上げ: 大変重要な要素であり、3年連続の賞与引き上げが行われる予定です。

待遇向上の取り組み

サイバーリンクスは今後も社員が活躍し続けられる環境づくりに力を入れていく方針です。過去の取り組みとしては、特に以下の施策が挙げられます。

- 2022年: 団体長期障害所得補償制度（GLTD）の導入、従業員持株会の購入支援の拡充。企業型確定拠出年金（企業型DC）の掛金の拠出率が引き上げられました。
- 2023年: ベースアップや賞与の月数の引き上げ、さらにはストック・オプションの付与が行われるなど、社員の経済的な安定が強化されました。
- 2024年: 全社平均で3.5％、最大8.1％の賃上げに加え、賞与の月数が引き上げられ、企業型DCの掛金拠出率も改善されます。

これらの取り組みは、社員がより豊かで効率的に働かける環境を整えることを目的としています。

会社概要

株式会社サイバーリンクスは1964年に設立され、和歌山県和歌山市に本社を置いています。契約している東証スタンダード市場の証券コードは3683です。主要事業としては、流通クラウド事業や官公庁向けのクラウドサービス、マイナンバーカードを利用したトラストサービス、さらにはドコモショップを運営しています。

より詳細な情報は、公式ウェブサイトおよび採用サイトから確認できます。

サイバーリンクスは、常に進化し続ける企業であり、その成長の背景には、社員一人ひとりの健康と働きがいを重視する姿勢があることが伺えます。今後の展開にも目が離せません。