株式会社バッファローは、法人向けアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」のファームウェアアップデートを公開しました。今回のアップデートでは、新たに「AP間電波自動調整機能」と「ローミング支援機能」が追加され、安定した電波環境とスムーズなローミングを実現します。
従来の「AP間送信出力自動調整機能」に加え、周囲のアクセスポイントと通信して電波のチャンネルを自動調整する「AP間チャンネル自動調整機能」が追加されました。これにより、複数のアクセスポイント間の電波干渉を最小限に抑え、安定した通信環境を提供します。
また、「ローミング支援機能」は、端末がアクセスポイント間を移動する際に、スムーズな接続切り替えを支援します。従来の「IEEE802.11k/v/r」に対応した端末に加え、規格に非対応の端末に対してもローミングを支援し、安定した通信を維持します。
これらの新機能は、リモート管理サービス「キキNavi」から一括設定が可能となり、管理者の負担を軽減します。さらに、キキNaviとの連携強化により、設定情報の自動一括反映や運用中の機器の設定変更などが可能になり、導入から運用までをスムーズに行えます。
バッファローは、今回のアップデートにより、法人向けアクセスポイントの機能を強化し、オフィス環境の快適性と業務効率の向上に貢献していきます。
バッファローの法人向けアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」の新機能は、オフィス環境において大きなメリットをもたらすと言えるでしょう。特に、近年増加しているオンライン会議やリモートワークにおいては、安定したネットワーク環境が不可欠です。
「AP間電波自動調整機能」は、複数のアクセスポイントが共存する環境において、電波干渉を抑制し、安定した通信を確保します。これは、会議中に途切れることなくスムーズに通信を行うために非常に重要です。
また、「ローミング支援機能」は、従業員がオフィス内を移動する際に、シームレスなネットワーク接続を実現します。これにより、移動中に通信が途切れたり、速度が低下したりするといった問題を解消し、快適な作業環境を提供します。
さらに、リモート管理サービス「キキNavi」との連携強化により、管理者は、アクセスポイントの設定や監視を容易に行うことができます。これは、管理者の負担軽減に大きく貢献し、より効率的なオフィス環境構築を可能にします。
バッファローは、今回のアップデートにより、法人向けネットワーク環境のさらなる進化を促進していくでしょう。