全ての子どもにランドセルを届ける「ランドセル基金」のご紹介

ランドセル基金についての紹介

日本は、申し分のない教育環境を提供する国です。その一環として多くの子供たちが学校に通う際に必要不可欠なアイテムがランドセルです。しかし、児童養護施設で生活する子供たちには、ランドセルが行き渡っていない現実があります。そうした背景から、ランドセル基金が立ち上がりました。

ランドセル基金の背景と目的

日本では、ランドセルを背負って小学校に通うことが一般的ですが、児童養護施設の子供たちの中には、経済的な理由でランドセルを手に入れられない子も多いのです。運営費の多くが国や自治体からの補助金や寄付金によって賄われているため、ランドセルを購入するための費用が捻出できないのが現状です。

児童養護施設での生活は多くの子供たちにとって厳しいものであり、ランドセルがないことで「自分だけが特別扱いされている」と感じることも少なくありません。このような思いを少しでも軽減するために、私たちはランドセル基金を設け、全ての子供たちが平等に学びの世界に参加できるようサポートを行っています。

私たちの目指す未来

私たちのビジョンはシンプルです。すべての子供たちが新しいランドセルを背負って、堂々と学校生活をスタートできること。実際にランドセルを子供たちに手渡したときに見せてくれる「嬉しさを表現する笑顔」は、何ものにも代えがたいものがあります。その瞬間、私たちの活動の意義を再確認することができるのです。

今年の活動と目標

今年は特に福島と沖縄にある複数の施設からランドセルの要望を受けており、全力でサポートしようと考えています。しかしながら、資金が足りないため、皆様の温かいご支援をお願いしたいのです。ランドセルを必要としている子供たちのために、少しでも多くのランドセルを届けることができるよう、私たちの活動にご参加いただければ幸いです。