「沖縄の染と織の至宝」展について
沖縄美ら島財団が主催する「沖縄の染と織の至宝―桃原用昇コレクション八重山展」が、2024年10月2日(水)から10月20日(日)まで、石垣市民会館中ホールで開催されます。この展示会では、人間国宝と称される9人の類まれな技を持つ芸術家たちの作品が一堂に会し、沖縄・八重山の豊かな染織文化を体感できます。
開催日程と開催場所
展示会は、前期が10月2日(水)から10月8日(火)まで、後期は10月11日(金)から10月20日(水)まで行われます。入場は無料で、時間は毎日9:00から19:00までとなっています。
会場である石垣市民会館中ホールは、地域の文化を感じながら多くの人々が集う場所です。ぜひ、足を運んでみてください。
展示作品の情報
今回の展覧会では、114点に及ぶ染織作品が展示されます。これには、沖縄が誇る無形文化財の保持者たちが手がけた素晴らしい作品が含まれています。具体的には、故 鎌倉芳太郎氏の型絵染や、玉那覇有公氏の紅型、城間榮喜氏のびんがた、また、新垣幸子氏や藤村玲子氏など、各地の文化を継承する芸術家たちの活躍も見ることができます。
さらに、故 宮平初子、與那嶺貞、平良敏子、祝嶺恭子といった国指定重要無形文化財の保持者たちの作品も見逃せません。彼らの作品は、伝統的な技術と革新が共存する美しいアートとなっています。
沖縄の染織文化の魅力
沖縄の染織は、独特の色合いや模様とともに、その歴史や文化が深く浸透しています。本展覧会を通じて、単なる視覚的な美しさだけでなく、若い世代への技術の継承や文化への理解を促すことも目的としています。入場無料ですので、この貴重な機会にぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。
結び
沖縄の染と織の魅力を存分に味わえる「桃原用昇コレクション八重山展」。この有意義な機会を逃さず、沖縄の文化に触れ合い、多様な芸術表現を楽しむ場として、ぜひご来場をお待ちしております。