物流DX協業開始
2025-09-04 13:36:25

シーイーシーとソニーが物流DXを推進する新たな協業スタート

物流業界の未来を変える新たな取り組み



株式会社シーイーシーとソニーセミコンダクタソリューションズが共同で新たな物流デジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクトに着手しました。これにより、両社の技術を融合させて、より効率的な物流運営を支えることが目指されています。

新しいバース管理システムの誕生



この協業の第一歩として、シーイーシーの先進的な物流効率化ICTソリューション「LogiPull」とソニーのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」が組み合わされます。具体的には、トラックの荷待ちや荷役作業の時間を自動で記録できるバース管理システムが決定し、9月4日から提供が開始されました。これにより、物流業界で求められる「2時間以内ルール」の遵守や作業効率の向上が図られます。

協業の意義



この取り組みは、物流業界が抱える深刻な課題、特にトラックドライバーの長時間労働問題を解決するための一助となります。シーイーシーは20年以上にわたりこの業界に貢献してきましたが、近年深刻化する労働環境を改善するため、LogiPullを通じて多くの物流現場にアプローチしています。

ソニーが提供する「AITRIOS」はAIエンジンを搭載し、リアルタイムで画像データを処理することができるため、トラックの運行状況を正確に把握できます。この性能により、荷待ちや荷役時間が正確に記録され、運転手が不要な待機時間を削減できます。これがいかに業務の効率を高めるかは、業界全体にとっても非常に重要なポイントです。

今後の展望



シーイーシーは物流業界のさらなる発展を目指しており、2030年にはこの新たなシステムから30億円の売上達成を見込んでいます。協業は今後も続き、特に物流業界以外のさまざまな業界に対しても「安心・安全」をテーマにした社会の実現に取り組みます。

マーケティング戦略と展示会出展



さらに、シーイーシーとソニーは物流DXの普及を図るとともに、共にマーケティング分野での協業も強化していく意向です。国際物流総合展2025にも出展が予定されており、ここでは両社が開発したバース管理システムの実機デモを展示します。この機会に両社の新しい取り組みをぜひ体験していただきたいと思います。

詳細情報

  • - イベント名: 国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO
  • - 開催日時: 2025年9月10日(水)~12日(金)
  • - 開催場所: 東京ビッグサイト
  • - 入場料: 無料(事前入場登録が必要)

シーイーシーとソニーが共に進めるこの協業は、今後の物流業界に大きな革新をもたらすことでしょう。是非、彼らの最新技術とイノベーションを注目してください。


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会社情報

会社名
株式会社シーイーシー
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5JR恵比寿ビル
電話番号
03-5789-2442

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