結婚・婚活推進の提言
2015-12-01 17:32:16

結婚・婚活推進に向けた提言!増田元総務大臣が企業へ協力を呼びかけ

結婚・婚活推進に向けた提言:企業の協力を求める声



2015年11月30日、一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクトが主催するメディアカンファレンスが開催されました。元総務大臣の増田寛也氏をはじめ、小池百合子氏、小室淑恵氏、女優の釈由美子氏など、各界の著名人が登壇し、日本の結婚・婚活を取り巻く現状と課題、そして今後の展望について熱く語り合いました。

少子化対策としての結婚・婚活推進

少子化が深刻化する日本において、結婚・婚活の推進は喫緊の課題となっています。カンファレンスでは、最新の意識調査を元に、独身者の結婚意向の高まりが示されました。しかし、生涯未婚率の増加も現実として存在し、その背景には「出会いがない」という大きな問題が潜んでいます。

増田氏の提言:企業・団体の積極的な役割

増田氏は、地方自治体だけでは限界があるとして、企業・団体の積極的な参加を訴えました。具体的には、「婚活部や婚活サポート課の設立」「社内結婚推奨制度の設立」「婚活の福利厚生化」の3点を提言。特に福利厚生化については、同プロジェクトが婚活支援チケットの導入を検討していることを明らかにしました。

釈由美子氏の体験談:積極的な婚活の重要性

女優の釈由美子氏は、自身の結婚観や婚活体験を語りました。結婚願望は強く持っていたものの、やみくもに出会うのではなく、生涯を共にするにふさわしい人との出会いを大切にしていたと明かしました。また、積極的に婚活をアピールすること、そして自分自身の理想像を明確に持つことの重要性を強調しました。

小室氏、小池氏の意見:制度とワークライフバランス

小室淑恵氏は、国や自治体の支援制度の充実を訴えました。保育所の整備など、結婚・子育て支援に向けた取り組みは進んではいますが、まだまだ不足している部分が多く、更なる強化が必要だと指摘しました。また、現代の若者のワークライフバランスの重要性にも言及しました。

小池百合子氏は、婚活・街コン議員連盟の活動や、人口減少問題への危機感を訴えました。特に、自身の選挙区である豊島区が東京23区内で唯一の消滅可能性都市であることを挙げ、人口減少問題の深刻さを強調しました。

結びに

このカンファレンスは、結婚・婚活を巡る様々な問題を浮き彫りにし、企業・団体、そして政府が一体となって取り組む必要性を改めて示しました。増田氏の提言、釈由美子氏の体験談、そして小室氏、小池氏の意見は、少子化対策、そして日本の未来を考える上で貴重な示唆を与えてくれました。今後、企業や団体がどのような役割を担い、具体的な行動を起こしていくのか、注目が集まります。

一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクトについて

本プロジェクトは、結婚・婚活を支援する企業や団体によって構成され、多様な活動を展開しています。代表理事を務める増田寛也氏は、ベストセラー『地方消滅』の著者としても知られています。

参加企業一覧(一部)

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
株式会社オーネット(楽天グループ)
株式会社パートナーエージェント
株式会社IBJ
* そしてその他多数の企業

会社情報

会社名
一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクト
住所
東京都中央区銀座8-18-1銀座木挽町ビル7F
電話番号
03-3545-6011

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