ケンコーマヨネーズとの共同開発で誕生した耐熱マヨソースの魅力と未来

新しいマヨソースの誕生

株式会社サンクゼールとケンコーマヨネーズ株式会社が手を組み、耐熱性と美味しさを兼ね備えたオリジナルマヨソースを開発しました。この新しいソースは、久世福商店の人気商品「いぶりがっこタルタル」のリニューアルに伴い生まれたもので、その背後には試行錯誤を重ねた開発の物語があります。

開発の経緯

このマヨソースの開発は、製品リニューアルを適えつつ、調理過程での高温に耐えられる製品の必要性からスタートしました。加熱調理や高温殺菌といった処理が要求される中、ケンコーマヨネーズの支援を受け、食材の持つ本来の味を引き出すことを重視して開発が進められました。

特徴と魅力

新たに設計されたこのマヨソースの最大の特徴は、卵の持つ風味が引き立つまろやかなイメージです。数十分の高温加熱に耐える能力を持っており、瓶詰め後の加熱殺菌に対応しています。さらに、添加物は最小限に抑え、うまみ調味料や乳化剤を除去することで、素材そのものの味わいを際立たせています。このソースは、いぶりがっこの風味をしっかり引き立てることで、調和の取れた味わいを実現しています。

開発の苦労

開発過程では、分離や風味の問題に直面しましたが、両社は密なコミュニケーションを大切にし、約1年間の試作を重ねていきました。試作段階では、サンクゼールのラボでの技術的な評価やビデオ通話での進捗確認を経て最終的に、安定性と美味しさの両立を果たしました。サンクゼールの開発担当者は「ここまで共に歩んでくださったケンコーマヨネーズの皆様に感謝しています」と語ります。