奈良の認知度向上!
2021-03-12 18:20:39

奈良発!伝統を活かした『正倉院咖喱』新登場

奈良発!老舗メーカーが手がけるカレー『正倉院咖喱』



奈良県に本拠を置く松林堂が、大和当帰を使用したレトルトカレー『正倉院咖喱』の販売を開始しました。この商品は、大阪の人気カレー店AZU CURRY Lab.の内藤あづ紗氏による監修で、健康と味わいを両立させた魅力的な一品に仕上がっています。

1. 正倉院とスパイスの歴史



奈良はシルクロードの終着点であり、多くの文化が交差する場所です。正倉院は、光明皇后によって奉納された聖武天皇の遺愛品を収めるための保管庫であり、1300年以上にわたって大切にされてきました。その中には、シルクロードを通じて持ち込まれた貴重なスパイスの数々が含まれており、胡椒やクローブ、シナモンなどが長い歴史を語ります。

2. 大和当帰(葉)の魅力



奈良には古くから薬草に関する文化があります。大和当帰はその代表的な存在で、平成24年から葉の部分の利用が注目されています。この葉にはビタミンKやE、Cなどが豊富に含まれており、エイジングケアや免疫力向上に寄与することが期待されています。セロリの香りが特徴的で、食品や化粧品での利用が増えています。

3. AZU CURRY Lab.監修によるレシピ



『正倉院咖喱』は、内藤あづ紗氏が監修したレシピに基づいています。彼女はフレンチ出身の料理人で、スパイスやハーブを活用したカレーの研究に力を入れています。このカレーは、奈良の伝統的なスパイスや大和当帰の葉を用い、香料や添加物不使用で、体に優しい料理が実現されました。肉の旨みを活かしたビーフカレーは、ボリュームがありながらヘルシーな166キロカロリーという点も特徴です。

4. 書道家信貴黎香先生の題字



パッケージデザインには、奈良市で150年以上の歴史を持つ松林堂の筆を使用し、書道家信貴黎香先生によって揮毫された作品があしらわれています。高貴さを感じさせる群青色のデザインは、正倉院の文様を取り入れた美しさを誇ります。

オリジナル商品の誕生背景



松林堂は、筆墨の製造業を中心にしてきましたが、奈良の特産品を広めるために新たな商品として『正倉院咖喱』を開発。奈良の伝統工芸品を未来へつなげる事業として立ち上げました。この商品名は、正倉院の歴史的意義を反映しており、スパイスの多様性を感じさせるものとなっています。

商品ラインナップと今後の展開



『正倉院咖喱』は、今回のビーフカレーを含めて3種類の販売が予定されています。残りの2種類は2021年春から夏にかけて登場予定。価格は1,188円で、全国に広がる奈良の魅力を伝えるべく展開されます。

ご注文方法



商品は電話、FAX、メール、オンラインショップで注文可能です。また、実店舗でも販売されており、奈良市と大阪で手に入れることができます。

会社概要



松林堂は、1870年の創業以来、筆墨の製造・販売を行っています。現在も奈良の伝統文化を支える一翼を担い、漢方文化の普及にも貢献しています。

まとめ



『正倉院咖喱』は、奈良の歴史と文化を体現した美味しいレトルトカレーです。お土産やギフトにも最適で、奈良の魅力を再発見するきっかけになることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 松林堂
住所
奈良県奈良市内侍原町49
電話番号
0742-22-3327

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