AI活用新共同研究
2026-01-16 08:20:01

医療現場におけるAIの活用を目指す新共同研究が始動

医療現場におけるAIの活用を目指す新共同研究が始動



昨今、AI(人工知能)の利点が注目される一方で、特に医療現場においてはその活用に対して不安の声が多く上がっています。「AIは便利でも、医療での使用について不安がある」といった意見に応えるべく、秋田県での新たな共同研究が始まりました。このプロジェクトは、秋田公立美術大学、秋田県産業技術センター、株式会社デジタル・ウント・メアが連携して行うもので、医療データの秘匿性を重視した業務アシスタントシステムの開発を目指しています。

キックオフミーティングとその背景



この共同研究は、秋田県の「中核人材確保・定着環境整備支援事業」の一環として実施されます。昨今の医療現場では、クラウド型のAIサービスの活用が難しいという課題が存在しており、特に病理検査や細胞診報告書の作成・確認業務は、ヒューマンエラーのリスクや作業負担が大きいことから、「安全に使えるAIアシスタント」が求められています。今回の研究では、クラウドに依存せず、完全にローカルな環境で動作するAIアシスタント基盤の構築を目指すものです。

研究概要と目的



研究テーマは、「秘匿性を考慮した業務アシスタントシステムの開発」であり、令和7年度から令和9年度の3年間にわたって行われます。主な共同研究機関には、秋田公立美術大学がAIアシスタント基盤の整備を担当し、秋田県産業技術センターが技術支援と性能評価を行い、デジタル・ウント・メアがシステム開発とAIモデルの実装を担当します。

研究の進捗について



本プロジェクトの第1年度では、閉域環境で動作するAI実行基盤の整備が行われ、次年度以降は医療文書チェックのAIについての検証および実証フェーズへと移行していく予定です。

今後の展望



本研究の最初の成果は、主に医療分野、特に病理・細胞診報告書のチェックに活用されることになります。これにより、報告書作成の精度が向上し、確認作業の効率化が図られ、ヒューマンエラーの防止に貢献することを目指しています。そして将来的には、行政文書や産業分野の内部文書、さらにセキュリティの高い業務プロセスなど、秘匿性が求められる多様な領域への展開も視野に入れています。

また、東京の大学や産業技術センター、そのほかの関係機関との共同研究を通じて、地域で学び、地域で活躍できる環境作りを進めていく計画です。秋田のAI人材育成と定着の促進にも寄与していくよう努めます。

プロジェクトへの期待



このプロジェクトに関与する各機関の代表者たちも、期待を寄せています。秋田公立美術大学の飯倉宏治教授は「人に寄り添うAIをどのように社会実装するのか、医療従事者の業務に自然に溶け込む形を研究していく」と述べています。一方、秋田県産業技術センターの杉山重彰所長は「県内企業の挑戦を加速させ、地域課題を解決する技術の確立を全力で支援する」と強調しました。

デジタル・ウント・メアの岩根恵里子代表取締役は、超高齢化社会が進む秋田から安心して医療現場で使えるAIを提供し、地域社会のWell Beingに貢献したい考えを示しています。

会社概要



株式会社デジタル・ウント・メア


  • - 所在地: 秋田県横手市朝倉町6番20号
  • - 設立: 1999年6月
  • - 代表者: 岩根恵里子
  • - 事業内容: AI・システム開発、ネットワーク構築、情報セキュリティ支援

公式サイトはこちら

おわりに



新たな研究によって、医療分野におけるAIの使いやすさと安全性が高まることが期待されています。この進展が、地域社会全体の発展に寄与することを願わずにはいられません。


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会社情報

会社名
株式会社デジタル・ウント・メア
住所
秋田県横手市朝倉町6-20
電話番号
0182-33-5060

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