ヒトレンの防災夢
2023-04-01 22:55:53
ヒトレンが目指す新しい防災社会の構築と夢の実現
ヒトレンの夢:防災社会の実現に向けた取り組み
ヒトレンの活動は、日本における防災対策の新たなスタンダードを築くという壮大な夢から始まります。東日本大震災から12年が経過しましたが、その影響は今も私たちの生活に深く根付いています。防災は一時的な業務に止まらず、平時からの備えが重要だとヒトレンは認識しています。そこで、ヒトレンは持続可能な防災社会の実現に向けさまざまなプロジェクトを展開しています。
木の力を活かした建築技術
日本は森林が国土の約67%を占め、その資源を活用した木造建築の重要性が再評価されています。かつて、日本の建築は地域資源を最大限に利用し、環境に優しい技術を用いて発展しました。ヒトレンはこの伝統を受け継ぎ、現代社会に適した形で再構築しようとしています。
特に注目すべきは、縦ログ構法という革新的な技術です。この方法では、標準サイズの木材をボルトで固定し、工場でユニット化された壁パネルを現場で素早く組み立てることが可能です。これにより、現場での作業効率が上がり、建設コストを大幅に削減できます。
再利用を前提とした構法の実現
縦ログ構法によって、建物は容易にメンテナンスされるため、長期的な価値を提供します。構造や断熱、仕上げを一つの部材が担当するため、部材の交換や再利用がしやすく、持続可能な資産としての木材のストックが可能になります。
これにより、ヒトレンは単に防災に向けた建築物を提供するだけでなく、建築と林業の新たなつながりを築こうとしています。大量消費社会からの脱却を目指し、計画的な資源の消費を促進するのです。
CAPSULE BOXによる新たな防災の形
大規模な自然災害が頻繁に発生する日本では、仮設住宅の需要が常に存在します。しかし、一度使われた仮設住宅は、役目を終えると廃棄されてしまうことが多いのが現状です。ヒトレンでは、こうした問題を解決するために、CAPSULE BOXによる新しい形の防災生活空間を提案しています。
CAPSULE BOXは一時的な宿泊施設やオフィススペースとして利用でき、災害時には迅速に避難者のための住宅ユニットとして機能します。その軽量設計により、必要な時にどこでも移動可能で、快適な居住環境を提供します。これにより、被災時の生活環境が著しく改善されることを目指しています。
夢の実現に向けた未来への一歩
ヒトレンは、「April Dream」というプロジェクトにも参加し、4月1日に企業が目指す夢を発信しています。この活動を通じて、私たちは防災社会の実現に向けた意識を高め、地域社会と共に未来を築いていくつもりです。
私たちの事務所では、CAPSULE BOXのプロトタイプを内覧できる機会を提供しています。興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。また、試泊のご希望がある方は事前にご相談いただければと思います。ヒトレンの夢に賛同し、共に歩んでくださる皆様をお待ちしております。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人ヒトレン
- 住所
- 宮城県仙台市太白区東郡山1丁目22-2
- 電話番号
-
022-346-9876