食品安全の未来を見据えたシンポジウムを開催
食品安全委員会(FSC)は、2023年12月5日(木)に、海外専門家を招請し、新たな評価手法(NAMs)や総合的評価(IATA)に関するシンポジウムを開催します。このシンポジウムは、化学物質のリスク評価における新しいアプローチを模索する重要なイベントです。
シンポジウムの概要
本シンポジウムは、基本的にオンラインでの視聴と会場参加が可能で、特に新しいリスク評価手法の導入について、詳細な情報を提供することを目的としています。参加する講演者には、米国環境保護庁(EPA)の上席研究員であるDr. Mary Gilbertと、食品安全委員会の専門委員である赤堀有美氏が名を連ねています。これにより、最新の海外動向や具体的なケーススタディが提示され、参加者は多角的な視点から学ぶことができます。
講演内容
1.
NAMsに関する国際動向
講演者: 赤堀有美氏
内容: 食品安全における新しいアプローチ手法の国際的な進展について解説します。
2.
Thyroid Disruption and Neurodevelopment in an Adverse Outcome Framework Translating NAMs - Filling in Gaps
講演者: Dr. Mary Gilbert
内容: 甲状腺への影響や発達神経毒性に関する実践例を通じて、NAMsの適用方法を紹介します。
3.
質疑応答・意見交換
司会進行: 青山博昭氏がファシリテートし、参加者との直接的な対話を行います。
参加方法
シンポジウムへの参加方法は以下の通りです。事前の申し込みが必要となりますのでご注意ください。
- - オンライン参加: 11月28日正午までに登録が必須。登録者には、視聴リンクを事前に送信します。
- - 会場参加: 限定20名で、先着順に受付。若干の余裕はありますが、登録時に組織ごとに1名のみの参加を推奨します。
注意事項
- - 当日は9:30からの受付にご協力ください。
- - 質問のある方は、質疑応答の際に活発な意見交換を行うことが期待されています。
- - 報道関係者についても取材が可能ですが、事前に申し込みが必要であり、撮影は冒頭のみ許可されます。
終わりに
このシンポジウムは、食品安全に関心のある方々にとって、新たな知見を得る貴重な機会であり、ネットワークを広げる場でもあります。ぜひ奮ってご参加ください。
問い合わせや詳細は、食品安全委員会の公式サイトをご覧ください。