先日、株式会社ユニッジが支援を行う「きたぎん新規事業創出プログラム2024」の最終報告会が行われました。このプログラムは、北日本銀行が主催し、地域の中核企業を対象にした新規事業の協業を推進するものです。報告会は2024年11月6日、水曜日の14時から16時40分にかけて、北日本銀行本店の大ホールで開催され、参加した企業による新規事業の成果報告が行われました。
本プログラムでは、岩手県内の企業が未来を見据えたビジネスモデルの構築を目指し、スタートアップ企業と連携しています。最終報告会に参加したのは、株式会社マルカン、株式会社中村商会、株式会社近藤設備、川嶋印刷株式会社の4社で、それぞれが実現を目指す新事業テーマについて発表しました。
最初に、株式会社マルカンは、親子向けのEQ教育コンテンツを体験提供する「ミライエデュ」と、自主制作本の印刷・販売を行う「Book Owner」という自費出版サービスについて説明しました。協業企業のEdumuse株式会社やセルン株式会社との連携を通じて、地域の子供たちに新しい学びの機会を創出しようという取り組みです。
次に、株式会社中村商会はAIを活用した在庫管理の営業支援ツール構築について報告しました。blueqat株式会社との協業によって、このツールを実現し、より効率的な業務運営を目指しています。また、管理栄養士のメニュー考案をサポートするサイトを構築する事業も発表され、知られざる食材の魅力を掘り起こすと同時に、より健康的な食生活を提案することも目指しています。
さらに、株式会社近藤設備は健康経営を推進する取り組みとして、専門企業cotreeとの協業による研修メニュー提供を行い、健康優良法人認定の取得を意識した提案をしました。そして、持続可能な環境への貢献を意識したボランタリークレジットの発行・販売事業についても触れ、環境問題への関心を高める重要性を訴えかけました。
最後に、川嶋印刷株式会社は「推し活」グッズのカスタム作成サービスと、営業先自動探索を行うWebスクレイピング技術を駆使した営業支援サービスを発表し、印刷業界における新たな挑戦をご紹介しました。
このプログラムを通じて、地域の中核企業はスタートアップ企業との協業を重ね、各事業テーマの事業化に向けて一層の努力を続けていきます。UNIDGEはその支援を行い、地域の活性化に寄与することを目指しています。
UNIDGEは、人と技術の力で企業の協業を後押しし、持続可能な社会づくりに貢献する企業です。今後も様々な企業との連携を進め、新たな価値を創造していくことでしょう。地域企業の新たな取り組みから目が離せません。