エシカルシーフード
2018-02-15 12:00:29

新プロジェクト「エシカルシーフードチャレンジ」でフードロスを減少!

近年、食の分野において重要視されている「フードロス」問題を軽減する新たな取り組みが始まりました。「ETHICAL SEAFOOD CHALLENGE(エシカルシーフードチャレンジ)」という名のこのプロジェクトは、消費者が「美味しい」を追求することで、環境との調和を図る食文化を育むことを目的としています。

この取組みの象徴として登場するのが「シーフードフランク」です。これは、不ぞろいな魚介類を使用した本格フィッシュソーセージで、見た目や大きさに関わらず美味しさを届けることを目指しています。消費者に「たべる」という行為を通じて、海の環境問題を知ってもらうことが狙いです。

プロジェクトの背景と意義


「エシカルシーフードチャレンジ」は、日本の漁業の未来を考える「フィッシャーマンジャパン」に代表される若手漁師の協力の下で運営されています。彼らは、持続可能な漁業とフードロス削減のため、このプロジェクトに賛同しています。

代表を務める小澤氏は、全国の漁業や農業の生産者を訪れながら、規格外の美味しい海産物が廃棄される現実に直面しました。「これを何とかしたい」という思いから、規格外の素材を活かしたフィッシュソーセージを開発することに取り組みました。

「シーフードフランク」の魅力


「シーフードフランク」は、ホタテと牡蠣を主成分とし、3月12日から伊勢丹新宿店で特別にも販売されます。各2本入りで648円(税込)。これは、多くのプロフェッショナルが集結して作り上げた食品であり、その味わいは約200名以上の生産者の知恵と技術が詰まっています。

このフランクフルトの特徴は、ホタテの甘さと牡蠣の旨味を活かしたレシピが採用されている点です。さらに、鈴廣かまぼことのコラボレーションにより、独自の食感と風味が実現されています。調理の際のアドバイスも田村シェフから提供されており、食材の香りを最大限に引き出す製法となっています。

地域と企業の協力


このプロジェクトには、三陸地方の漁師だけでなく、食材の輸送や加工を行う企業も密接に関わっています。鈴廣かまぼこは150年以上の歴史を持つ企業であり、質の高い魚肉加工技術を駆使して、旨味を引き立てる製法を実践しています。

また、マーケティングの面では三越伊勢丹が協力し、消費者に届く形での商品展開が実現しました。「オンリー・エムアイキャンペーン」を通じて、新たな価値創造に挑戦することが期待されています。

最後に


「ETHICAL SEAFOOD CHALLENGE」は、美味しい食材の背後にあるストーリーや理念を消費者に伝える重要な役割を果たしています。今後も新しい食文化が形成される中で、持続可能な選択肢を選ぶことへの意識が高まることを願っています。美味しさを楽しむだけでなく、環境への配慮も感じながら食卓を彩る「シーフードフランク」を、ぜひお楽しみください。

会社情報

会社名
dot science株式会社
住所
東京都中央区銀座3-11-3リーグ銀座201
電話番号
03-4540-4271

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