最近のコロナ禍は、消費者の購買行動に大きな変化をもたらしました。特に「巣ごもり消費」のトレンドが拡大し、EC市場はますます活気を帯びています。この変化に伴い、一般消費者向け商品だけでなく、B to Bの領域でもオンラインマーケティングの重要性が高まってきました。企業は、Webサイト上での購買や資料請求の接点を通じて、効果的に見込み顧客と接触し、エンゲージメントを高めることが求められています。そこで重要なのが、潜在ニーズを掘り起こし、デジタルマーケティングのパフォーマンスを向上させることです。
この新しいニーズに応えるべく登場したのが、hachidoriとPerformance Technologiesが提携した了見込み顧客獲得を目指すチャットボットサービス「見込み顧客獲得できるくん」です。このサービスは、ECサイトでの顧客対応をオートメーション化し、購入意向を高めながらコンバージョンレートを向上させることを目的としています。
「見込み顧客獲得できるくん」は、7,000を超えるチャットボットの開発実績を持つhachidoriと、コミュニケーションに関する深い知見を持つPerformance Technologiesが共同開発したものです。市場のニーズに応じた効果的な会話シナリオを構築する能力に優れており、高性能なAI会話エンジンを駆使して、設計から導入までトータルにサポートします。
具体的な機能としては以下のものが挙げられます。まず、LINE通知メッセージ機能があり、企業のLINE公式アカウントの友だちになっていないユーザーにも便利な情報を送信できます。この通知を受けた後、ユーザーとインタラクションを深めるステップ配信が行われるため、コンバージョン率の向上へとつながります。
次に、LP離脱防止機能。この機能は、「見込み顧客獲得できるくん」がユーザーの離脱を検知し、適切なタイミングでLINEチャットボットへ誘導します。これにより、ユーザーの属性に応じたナーチャリングが行われ、コンバージョン率の向上を図ります。
もうひとつの特徴がチャットLPです。LP上に設置されたチャットボットが、ユーザーの疑問に答えたり、必要な情報を案内したりすることで、商品購入につなげる導線を確保します。
このように「見込み顧客獲得できるくん」は、単なるチャットボットの枠を超えて、デジタルマーケティングの新たな戦略として期待されています。企業はこの新たなツールを通じて、消費者との接点を拡大し、潜在顧客の掘り起こしを目指すことが可能になるでしょう。
会社概要
hachidori株式会社
- - 設立: 2015年5月
- - 代表者: 伴 貴史
- - 事業内容: チャットボット開発運用ツール「hachidori」の開発・販売など
- - URL: hachidoriinc.com
Performance Technologies株式会社
- - 設立: 2021年3月
- - 代表者: 木村 和央
- - 事業内容: デジタルマーケティングに関する多様なサービスの提供
- - URL: pftech.co.jp
このように、今後の市場動向を見据えたチャットボットの新しい形態が、顧客企業と生活者の関係をより密接にさせていくことでしょう。