越生町役場が全職員PCに「moconavi LGWANクラウドゲートウェイ」を導入

越生町役場、全職員PCに「moconavi」を導入しDX推進

埼玉県越生町役場が全職員のPCに新たに「moconavi LGWANクラウドゲートウェイ」を導入し、2024年5月から本格稼働を開始しました。この取り組みは、越生町が職員の業務効率を向上させると同時に、自律的なデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するための重要なステップです。

導入背景と目的

越生町では、従来の業務環境において職員がLGWANとインターネットを物理的に分離された環境の中で、専用端末を使用してインターネットへアクセスしていました。この仕組みでは、調査やメール対応にかなりの時間がかかり、業務効率を低下させる要因となっていました。

そのため、越生町は「職員全員が利用できる便利で安全な仕組み」を模索し、リモートアクセスサービスの導入を決定しました。その中でも、導入の負担が少なく、コスト面においても小規模自治体に適した「moconavi」の採用が選ばれました。

スムーズな導入プロセス

正式導入前には、約半年間のトライアルが実施され、操作性やサポート体制を確認しました。正式な導入時には、レコモットが提供する専用インストーラーにより、全職員が円滑にシステムを利用できる体制を構築しました。

業務の変化と効果

新システムの稼働後、全職員は自席から直接安全にインターネットを利用できるようになり、業務スピードが劇的に向上しました。特に、生成AIやクラウドサービスを活用した議会答弁や文書作成が効率化され、「自分の業務を自ら改善する」意識が広がっています。

越生町の企画財政課情報システム担当の清水慧介氏は、「moconaviを導入したことで、職員が業務に対してより前向きに取り組むようになりました。今後もレコモットと連携し、最適なDXを追求していきます」と述べています。

今後の展望

越生町では、さらなる業務改善と柔軟な働き方の実現に向けて、WebメールやGoogle Workspaceといった外部サービスとの連携を進めていく方針です。このようにして、職員一人ひとりが快適かつ安全に業務を行える環境を整えることが目指されています。

moconaviの特長

「moconavi」は、スマートフォンやタブレット、Windows PCなどの端末からデータを残さずに社内システムや各種クラウドサービスにセキュアにアクセスできるリモートアクセスサービスです。約1,700社に34万ID以上が利用しており、その中には個人の端末を業務に活用する仕組み（BYOD）も含まれています。ここまでの成功により、moconaviはモバイル管理市場において7年連続で市場シェアNo.1を記録しています。

会社紹介: 株式会社レコモット

レコモットは、東京都千代田区に本社を構え、通信サービスやソフトウェア提供を行っています。テクノロジーを使い、全ての人が自在に“Your Style”を追求できる社会を目指しています。公式サイトはこちらです。

このように、越生町の新しい取り組みは、自治体のデジタルトランスフォーメーションの好例として注目されています。今後の進展から目が離せません。

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