学校業務改革の新たな一歩
このたび、株式会社SasaeLが開発したクラウド型校務支援システム「SasaeL 校務」が、一般財団法人全国地域情報化推進協会(APPLIC)による「地域情報プラットフォーム相互接続確認イベント第21期」で相互接続に成功し、オレンジマークを取得したことをお知らせします。このオレンジマークは、さまざまな校務支援システム間でのデータ連携の互換性を示すものです。
オレンジマーク取得の意義
なぜこのオレンジマークが重要なのかというと、異なるシステム間での情報の移行が一層スムーズに行えるからです。「SasaeL 校務」で扱うデータ、例えば指導要録や健康診断票など多岐にわたる情報が、他のオレンジマークを取得したシステムと容易に連携することができます。この相互接続性により、校務の効率化が期待され、教師や教育委員会にとっても大きな利点となるでしょう。
取得したオレンジマークは、以下のような認定番号が付与されています。
- - K000801-0001 : 校務基本情報データ連携小中学校版製品(学習者情報アプリケーション)
- - K000801-0002 : 校務基本情報データ連携小中学校版製品(学校保健アプリケーション)
SasaeL 校務システムの特徴
「SasaeL 校務」は、小・中学校向けに設計されたクラウド型の校務支援システムです。そのため、操作性が直感的であり、名簿管理、出席情報、成績、通知表、指導要録などの各種情報が一元化されています。これにより、教師は本来の教育業務にもっと集中でき、子どもたちとの関わりを深める余裕も生まれます。
また、SasaeLはクラウド化に加え、ゼロトラストセキュリティを採用しており、データの安全性を確保しています。さらに、ダッシュボード機能を通じて、必要な情報が一目で把握できるようになっており、業務の効率化をさらに後押ししています。
無償トライアル提供のお知らせ
さらに嬉しいお知らせとして、SasaeLは全国の教育委員会や小中学校を対象に、「SasaeL 校務」のサービスを2025年度中に無償で提供することを発表しました。具体的な応募方法や条件については、公式サイトからアクセスできますので、興味のある自治体の教育委員会はぜひご確認ください。
このトライアルの期間は、2025年4月から2026年3月末までとし、最大で1年間ご利用いただけます。トライアル参加者には、サービス開発に関するヒアリングへのご協力もお願いする予定ですが、それにより今後のサービス向上にも繋がることでしょう。
SasaeLの企業理念
株式会社SasaeLは、「先生の毎日と子どもたちの時間を、もっと豊かに」を企業理念として掲げています。教育に関する最新の技術を導入し、先生たちの日常業務をサポートすることで、子どもたちの成長をいっそうサポートしています。
このように、SasaeLの取り組みは、教育現場に新しい風を吹き込み、より良い学びの環境を構築する一助となっています。これからの教育には、テクノロジーと人の力が融合した新たな可能性が期待されます。