新刊書籍『失敗しないDX』が描く未来
株式会社一貫堂から2025年3月11日(火)に新刊『失敗しないDX』が発刊されます。この書籍では、購買プラットフォーム「KOBUY」の成り立ちや、これまで解決してきた様々な問題について詳しく解説しています。
KOBUYとは?
KOBUYは、間接材の購買業務を一元管理できるプラットフォームです。本書では、その利用によって企業がどのように業務を効率化できるのか、具体例を挙げながら説明しています。商品の選定から、発注、検収、請求、支払い、会計に至るまでの全工程がデジタル化され、業務の大幅な削減が実現されています。このシステムは、特に建設業や大学、研究機関などで利用されており、広範囲な分野での適用が可能です。
実際の導入事例
本書では、多くの企業の成功事例も紹介されています。例えば、西松建設株式会社では、KOBUYを導入した結果、立替精算が不要になり、複数のECサイトからの購入による請求処理が統一されました。領収書やレシートの精算作業が大幅に減少し、業務が効率化されたことが報告されています。
また、学校法人近畿大学では、物品調達業務の事務作業が削減され、4~5名がフル回転で行っていた作業が1~2名で済むようになりました。この軽減によって、職員はより重要な業務に集中することができるようになったとしています。
DXを通じた業務改善の必要性
日本は現在、労働人口の減少が深刻化し、政府も「労働生産性向上」を重要な課題として掲げています。本書では、「人手不足」「働き方改革」といった喫緊の問題に対して、企業がどのような業務改善を通じてDXを導入すればよいのか、具体的な解決策が提示されています。
これまでのアナログからデジタルの切り替えだけが正解ではなく、必要ない「コスト」をどう発見し、いかにして業務改善を図るかが重要です。KOBUYの成功事例を通じて、実際にどれだけの業務効率が改善され、企業が生み出す付加価値が増加するかを明らかにしています。
今後の展望
新刊『失敗しないDX』を読めば、DX導入の具体的な手法や実際の企業の成功事例が提示されるため、読者は自身の企業に導入する際のアイデアを得られることでしょう。また、DXが企業の効率化だけでなく、日本経済全体の発展にも寄与する道筋であることを示しています。
この書籍は、業務の外注やデジタル化を検討している企業の経営者や、業務改革を担当するスタッフにとって必携の一冊と言えるでしょう。発売日が待ち遠しい限りです。