ドキュメンタリー映画「産婆」第二弾クラウドファンディング開始
映像製作兼スタジオ運営のスタジオM合同会社は、ドキュメンタリー映画「産婆」の続編プロジェクトをクラウドファンディングサイトCAMPFIREにてスタートしました。この作品では、妊婦と産婆、そして彼女たちの間に生まれる絆、いわゆるシスターフッドを描き、地域の助け合い精神を掘り下げます。
プロジェクトの背景
映画「産婆」は、すでに多くの映画祭で賞を受賞した実績がありますが、今回の第二弾では、福岡を拠点に全国の妊婦やその家族、さらには産婆たちを取材し、より深い視点からお産に関わる物語を展開します。シスターフッドという言葉には、女性同士の助け合いや絆の意味が込められており、古の日本でも自宅出産が主流で、地域の女性たちが協力して子供を見守り育てる文化がありました。
しかし現在、病院での出産が一般的となり、多くの妊婦が孤立感を抱えていることも事実です。この映画を通じて、現代の妊婦たちが抱える問題に光を当て、さらには産み方に関する権利についての理解を深めるきっかけになることを目指しています。
プロジェクトの目指すもの
映画製作のプロセスを通じて、シスターフッドの重要性を広め、女性同士の連帯や支え合いがもたらす力を伝えたいと考えています。上映会や勉強会を通じて、参加者にシスターフッドの考えを深めてもらう機会を提供し、妊婦や母たちの悩みを共有できる場を創出したいと思っています。
現在の進捗状況
今回のプロジェクトは、2023年12月から密着取材をスタートし、2024年8月までの妊婦の出産に関する映像を撮影する予定です。その後、2024年9月から12月までの期間に編集作業を行っています。また、全国各地で産婆とシスターフッドに関連する撮影も同時進行しています。
サポーターへのリターン
プロジェクトに参加する支援者には、映画の上映会への参加や上映後の勉強会、さらには上映権の提供といった多様なリターンを用意しています。これにより、映画を通じて得た知識をさらに深める機会を提供できるよう努めています。
支援金の用途
集まった支援金は、取材費用、撮影スタッフの費用、動画編集費用、機材レンタル代、お披露目試写会費用、国際映画祭用の翻訳費用、さらにはDVD発送の費用などに充てられます。最終的には6,500,000円を目標にしており、そのうち500,000円は自己資金となっています。
最後に
私たちは全ての女性が自分の望む形で出産できる社会を目指しています。日本のお産について深く知ってもらうことで、次世代に続く文化を守るために立ち上がった女性たちの姿をぜひご覧になってください。プロジェクト実施は2024年8月13日から10月20日までの期間です。