大阪駅デジタル化
2025-01-27 10:33:33

大阪駅の高速バスターミナル、新たにデジタルサイネージ導入で利便性向上

大阪駅の高速バスターミナルに新たなデジタルサイネージシステム導入



2025年1月15日から、大阪駅JR高速バスターミナルで新しいデジタルサイネージシステム「LECIP CMP」(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)が運用開始されます。これは、老朽化が進んでいた発着案内表示システムを刷新し、正確かつ迅速に情報を提供するための重要なステップです。

導入の背景



近年、インバウンド観光客の増加により、大阪駅を利用する外国人旅行者が急増しています。これに伴い、利用者にとって視覚的にわかりやすい、直感的な案内表示や多言語による音声案内が求められています。そのため、レシップ株式会社は新たなシステム導入を決定し、様々な機能を有するLECIP CMPが選ばれました。

新システムの特徴



1. 発着案内表示システム



新しいシステムでは、在車センサーと連動した実データに基づく発着案内を行います。これにより、バスの遅延や発車時刻の繰り上げを自動的に反映し、利用者は常に正確な情報を得ることができます。

2. 誘導表示板システム



乗り場に設置される在車センサーが、各乗り場にバスが停車しているかどうかをリアルタイムで判断し、表示します。これにより、利用者は今どの乗り場にバスが来ているのか瞬時に把握できます。

3. 音声案内システム



各乗り場には、それぞれの国に対応した音声案内も設置され、自動的にバスが到着した際に情報をアナウンスします。特に外国人旅行者にとっては、大変助かる機能です。

4. 乗り場係員用アプリ



これまで、誘導情報の変更は特定のパソコンからしかできませんでしたが、新しいシステムでは乗り場係員がスマートフォンで操作できるようになります。これにより、迅速な対応が可能となります。

LECIP CMPのメリット



LECIP CMPは、クラウドベースの統合型デジタルサイネージシステムで、多様な機能を有しています。これにより、様々なサイズや設置場所に合わせた情報配信が行え、すでに存在するディスプレイを活用することも可能です。さらに、運行情報を一元管理できるため、効率的な情報提供が実現します。

会社概要



この新システムを提供するレシップ株式会社は、岐阜県本巣市に本社を構える企業で、バス・鉄道用の電装機器の製造販売を行っています。1953年に設立されて以来、業界内での信頼性の高い製品を提供し続けています。詳細は公式ウェブサイト(https://www.lecip.co.jp/)をご覧ください。

結論



大阪駅JR高速バスターミナルのデジタルサイネージ化は、利用者にとって大きな利便性向上を意味します。全国的にも進化を続ける交通インフラにおいて、デジタル技術の導入はますます重要になってくるでしょう。


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会社情報

会社名
レシップホールディングス株式会社
住所
岐阜県本巣市上保1260番地の2
電話番号
058-324-3121

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