新たな挑戦!すすきのを美しい歓楽街に
株式会社エルコムが新たに立ち上げた『SUSUKINO CLEAN OCEAN PROJECT』は、すすきのエリアを世界で最も美しい歓楽街にすることを目指しています。このプロジェクトは、一般社団法人北海道海洋文化フォーラムと連携し、海洋ごみの削減を図る一環として発足しました。
Ribo(リーボ)の導入
プロジェクトの中心には、IoT技術を駆使したスマート圧縮ごみ箱「リーボ」があります。リーボは、従来のごみ箱の約4倍の容量を持ち、遠隔からごみの状況を確認できる便利な機能を備えています。これにより、清掃業務の効率が向上し、無駄な作業が減少します。リーボの導入により、ごみは資源として再ビルドされることを目指します。
リサイクルの流れ
このプロジェクトでは、ペットボトルのキャップを収集するリサイクル回収ボックスも設置されています。集められたキャップは、エルコムの施設で再生処理され、フィッシュフック型のチャームとして生まれ変わります。このチャームは「幸運を釣り上げる」という意味を持っており、オリジナルボトルキーパーとして利用されます。これにより、日常的に海洋ごみ問題についての意識を高めることができます。
市民参加型の活動
さらに、今回のプロジェクトは市民の参加も重視しています。著名な「酒場詩人」吉田類さんをプロジェクトサポーターに迎え、すすきのの昼間にごみ拾いを行うユニークなアクティビティを展開しています。市民と企業が協力し合い、「街も海もクリーンに!」という目標を掲げています。
2025年8月24日(日)には一斉清掃イベントも開催予定で、先着150名を募集中です。参加者はCOCONO SUSUKINOで集合し、すすきのの街をきれいにするためのアクションに取り組みます。
持続可能な社会を目指して
エルコムは、2007年から海洋プラスチックの資源化に努め、その結果としてこのプロジェクトを開始しました。企業の理念として「持続可能な社会の実現」を掲げ、環境問題を根本から解決するための取り組みを進めています。協力する企業は現在28社にまで増え、共同で海洋ごみ問題にアプローチしています。
会社の紹介
エルコムは「次世代の未来をつくる」という社是のもと、独自の発想と技術力を活かしたソリューション開発を行っています。持続可能な社会を実現するために、環境機器や産業機械の開発にも力を入れており、2021年には「ジャパンSDGsアワード特別賞」を受賞しました。今後も地域密着型の環境保全活動をさらに拡大していく計画です。
結論
『SUSUKINO CLEAN OCEAN PROJECT』は、すすきのを美しい街にするための重要な一歩です。市民の参加を奨励し、環境教育にも寄与するこのプロジェクトに、ぜひ注目してください。