地元高校生の成長を支援するポート株式会社のインターンシップ

ポート株式会社は、宮崎県日南市のサテライトオフィスにて、地元の高校生を対象とした初のインターンシップを実施しました。この取り組みは、次世代の才能を育成し、地域社会に貢献することを目的としています。

インターンシップ実施の背景

ポート株式会社は「社会的負債を、次世代の可能性に。」という理念を掲げ、企業の経営課題を成果報酬型で解決する事業を展開しています。地方創生支援事業として、過疎化や人口減少という日本の社会課題に取り組んでおり、2016年には日南市に初のIT企業としてサテライトオフィスを開設しました。地元人材の雇用促進や企業誘致支援を通じて、日南市の発展に寄与しています。

日南サテライトオフィスでは、地域の中学生向けに職場見学を行うなど、地元に密着した活動を続けてきましたが、今回のインターンシップは新たな試みとして位置付けられました。宮崎県立日南振徳高等学校の情報ソリューション科の2年生3名が参加し、実際の業務を体験する機会を得ました。

実施概要

インターンシップは2024年7月16日から18日までの3日間にわたって行われました。プログラムには、以下の内容が含まれています：

- 会社概要の説明
- 情報セキュリティ研修
- パソコンの使い方を学ぶ座学
- 業務体験（DM作成やチャットGPTを使用したクリエイティブ制作）
- 社員との交流会

参加者の感想

参加した学生たちからは、ポート株式会社での経験を通じて多くの学びがあったと声が寄せられました。ある参加者は、優しく迎えてくれた社員たちの印象や、明るい雰囲気がとても良かったと語りました。「将来働くならこんな会社がいい」と感じ、マーケティング分野に対する理解が深まったと述べています。また、DM作成の際には、アイデアを出すのが難しかったものの、アドバイスを受けながら徐々に形にできたと感想を寄せています。実際の業務に参加し、学校では得られない貴重な経験をしたことへの満足感が伺えます。

ポート株式会社の概要

ポート株式会社は、2011年に設立され、東京都新宿区に本社を構えています。代表取締役社長の春日博文が率いる同社は、2024年3月末時点で資本金2,323百万円を誇り、様々なビジネスを展開しています。

公式ウェブサイトでは、詳しい事業内容や最新情報が公開されています。これからも地元高校生や地域の発展に寄与する活動を続けていくことでしょう。